エレキギター講師:菊田ブログ その129のつづきになります!
音楽の用語でモードは”旋法”と呼ばれます。
音と音の関係性からどのように音が並べられているかといことなので、音階とよく似ていますが、それ自体に長調や短調という概念もありません。
グレゴリオ聖歌に使われた教会旋法(チャーチモード)が有名で、メジャースケールもナチュラルマイナースケールもこの中に含まれています!
という難しめの話はこのくらいで、実際にプレイしていくときどういう風も”モード”を使うのか書いてみます。
一般的な曲をイメージすると、長調や短調で作られていてメロディーに合わせてコード進行が付けられているという認識になるかと思います。
コードが進行することによって曲に推進力を加えていく感じです。
モードの曲というのは、例えば”ドリアンモード”ならドリアンに含まれる音を使って表現されますね。
ですから”ドリアンモード”を使えば”ドリアンモード”な雰囲気の曲になります。
でも、いきなり”ドリアンモード”の雰囲気っていわれても、何じゃそれ??ですよね(笑)。
私は遊技機やゲーム、CMなどの音楽を仕事で作っていたのですが、こういった曲とモードはとても相性がいいのです!
曲の尺が少し短め(CMだと15~20秒!)なので、コード進行で物語を作る余裕が余りありません、そこでモードの出番です!
つづく