今日2人目のエレキギターレッスンは、社会人の男性でした。
最初はフィンガー・ピッキングについてレクチャーします。
フィンガー・ピッキングはその名前の通り、ピックを使わず指で弾くことの総称です。
アコースティックギターではポピュラーな奏法ですが、エレキギターでもよく使われます。
一口に指弾きといっても色々と種類がありますね!
アコースティックギターでよく使われるスリーフィンガー奏法、ジャズ等で用いられる親指で弾くオクターブ奏法やコンピング、カントリーでよく聴かれるギャロッピング……ざっと書きましたがまだまだあります。
まずピックと違うのは、右手の指全部使えるというのが大きいです。
アルペジオなどはとてもやりやすいですね!
音色も、基本的にはピック弾きに比べるとメロウな感じになります。
スローなバラードなどでは雰囲気を出すのにも有効です。
何弦か同時に(ピアノ的に)鳴らしたり、親指でベースのラインを鳴らしながらコードを弾いたりと、複雑な演奏する際に用いられたりもします。
エレキギターはピックで弾くモノと思いがちですが、指で弾くことで広がる世界もあります。
ピックを持っていても小指や薬指は空いてますから、時折それらを使ってみるとフレージングの幅も広がりますよ!
指で弾くと、何故利き手がピッキング側になっているかよく分かりますので、ぜひ一度は試してみてくださいね!
レッスン、お疲れ様でした!
エレキギター講師:菊田肇