今日のエレキギターレッスンは、小学生の男子でした。
今回はエフェクターを複数持って来てくれたので、その繋ぎ方に付いてレクチャーしていきます。
エフェクターの効果は、例外もありますが基本的に後ろに繋ぐほど強調される傾向にあります。
今回の様なワウペダルは割りと顕著に変化します。
歪み系の前と後、正解はありませんので好みでOKですが、ワウを強調したい場合は歪みペダルの後に繋ぐといいと思います。
アンプで歪ませる代わりにオーバードライブで歪ませる想定なら、オーバードライブの前に繋ぐと感じが出ると思います。
ただ、ファズペダルは種類にもよりますが、前段でバッファを通してしまうと音が変わってしまうものがあるので、それを嫌ってギターから直接ファズに繋ぐことも多々あります。
ディレイやコーラス、リバーヴなどの空間系は歪みの後に繋ぐことが多いですが、状況によっては前に繋いだりします。
最終的にどんな音が出したいのか、そこが1番大事になりますから、電気回路の特性を考慮しつつルーティングしてみてください。
一般的なコンパクトエフェクターなら、繋ぎ方で壊れることはそうありませんので(歪み系の後は音量レベルが上がってることが多いので、そこは注意してくださいね!)、色々と試してみるといいと思います。
では、レッスンお疲れ様でした!
エレキギター講師:菊田肇






