どうも、ぴりかの娘です

それでは、
前回言いました通り
怖い話を書きたいと思います。
長くなるので、
前編と後編に分けます
それでは前編
↓
〜 生霊?(前編)〜
これはもう
大分前の話しです。
アタイはその日、
まだ夕方くらいでしたが、
何だか異様に眠くて。
仮眠を取ろうと
ベッドに横になっていました。
自分の感覚では、
ウトウトしてるな。
という位だったと思います。
でも、もしかしたら
その時完全に眠っていたかも
知れません。
ようは、
眠ってたのか、起きてたのか、
良く分からないという状態。
そんな時、
部屋のドアがスッと
小さく開き、
見たことのない猫が一匹
部屋にトコトコ入って来ました。
こんな感じの
白い長毛種の猫です。
家で飼っている猫は
キジトラ猫なので、
家の猫じゃない。
そこでアタイは、
あれあれ?
どこの猫ちゃんですかぁ
と、
いつも猫に話しかける時の
キモい感じで問いかけました。
猫が喋る訳ないって分かってるけどさ笑
そしたらね。
早く寝てよ。
小さな声で白猫が喋ったのが
聞こえました。
あり得ないと思って、
思わずえ?
とアタイは聞き返しました。
すると、
白猫が次にこう言いました。
早く寝てよ。
起きてるか、寝てるかの間が
重要なんだから。
早く寝てよ。
え??
何この猫。
喋ってんだけど???
起きてるか、
寝てるかの間??
それ今なんじゃないの?
イマデショ?チガウノ?
あれ?じゃあ
今アタイはどんな状態なんだ?
軽くテンパリつつ、
自分がほんのり金縛りに
なっている事に気がつきました。
ガッツリ金縛りではなく、
あれぇ?
何か体動かないぞぉ?
くらいの強さ。
うつ伏せで
顔だけ横を向いて、
白猫を見ている状態でした。
↓
そして、アタイは
ある事に気が付きました。
その声…
聞いた事あるぞ?
白猫の発した声に
聞き覚えがありました。
喋べり方にも独特の癖があり、
それにも聞き覚えが…
その時とっさに、
もしかして、◯◯◯ちゃん?
と、アタイはその声に
聞き覚えがある人物の
名前を言いました。
すると、
白猫がにゅーんと伸びて
徐々に姿が変わり…
アタイの知っている人物の姿に
変わりました。
うわ、マジかぁ。
これ生霊じゃね??
誰だか分かっちゃったよ。
どうしたらいんだコレ???
てか何で?
別に恨まれることして無いし、
仲悪くないし、
むしろ仲良くない?
色々考えている間も
その生霊?らしきモノは
早く寝てよ。
起きてるか、寝てるかの間が
重要なんだから。
これをぶつぶつ繰り返して
いました。
ちょっwww
怖ぇええ!!!
マジでどうしようww
そう思っていたら、
その生霊らしきモノが突然
シュンっと消えた。
その瞬間、
金縛りも解けて
起き上がる事が出来ました。
ぶっはあっ
何だあれ!!?
金縛りが解けて
起き上がれたは良いけど、
色々とあり得なさ過ぎて…
とりあえず一旦落ち着け。
そう自分に言い聞かせたよね笑
でさ、
生霊とか飛ばすとさ、
相手に正体がバレた時
呪い返しじゃ無いけど、
飛ばした側にも何かあるって
言うじゃないですか。
本当にそんな
事あんのかなぁ?
まぁ、
今のもただの夢だろな。
気にしない気にしない
そう思っていました。
次回をお楽しみに♪