2年前の話ですが・・・。
日本人初の女性宇宙飛行士である向井千秋さんが、
スペースシャトルに乗って宇宙から地球を眺めたら
「日本に光の柱が立っていて、
その場所を調べてみたら日立の山の中だった」
と言っていたという噂もあり、その場所が御岩神社だった。
この噂を見つけ、娘が「御岩神社に連れて行け~」と
クソ騒ぎ出し、家族で御岩神社に行ってきました
場所は茨城県でちょっと遠かったのですが、
くそ騒いだ娘の言う通り、「行ってよかった」
そう思うくらいもの凄い場所でした(色んな意味で・・・。)
ここで、御岩神社についてちょこっと、前書きの説明をさせて頂きます。
御岩神社(おいわじんじゃ)のある御岩山は、
強く厳格な生気パワーに満ち、いたる所に奇岩巨石があり、
古代より信仰・修験の霊山でした。
茨城県外ではあまり知られていませんが、
関東有数のパワースポットです。
ご祭神は、国常立尊(クニトコタチノ尊)
立速日男命(タチハヤヒヲノ命)をはじめ、
御岩山全体で188柱もの神々が宿るとされています。
この国常立尊は、日本書紀では始原神(最初に現れた神)とされ、
地球の主宰神ともされる神様です。陽気のみを受けて生まれた神で、
全く陰気を受けない厳格で純粋な男性神「純男」とされます。
それでは、御岩神社にレッツラゴー
車から降りると、足元にはうっすら雪化粧
足元に気を付けながら鳥居をくぐります。
直後に現れたのが、天狗が棲んでいたという伝説もあり、
触れてはいけないご神木「三本杉」。
まずは、御岩神社拝殿にご参拝
ここまでは序の口です。
御岩神社に参拝した後、御岩山に登り、かびれ神宮に向かいます。
ここからが大変でした。
私達家族はこの山道をなめくさっていたのです。
とんでもない急な山道、人ひとりが通るのがやっとな道幅・・・
とてもではありませんが、小さいお子さんや、足腰の弱い
お年寄りにはおすすめ出来ません
・・・・・・・・。
そして私の履いていった靴が
※画像はお借りしています。
山道をこのブーツで歩いていると、足がブーツの中で
くにゃりますぅ~
体力を無駄に使ってしまい、道を這いつくばるようにしていると、
「そんなスリッパみたいな靴履いてくるからだろが!!」
と、娘にちんたらしてんじゃねーよとキレられました。
自分からスリッパ靴で挑む、これってある意味修業ですよね。
道が険し過ぎて、画像を撮る余裕が殆どありませんでした。
そしてやっとの思いで辿り着いた「かびれ神宮」
※所説あると思いますが、かびれ神宮の「かびれ」は、
アイヌ語で「崖」の意味ではないかと言われているそうです。
このかびれ神宮は、かなり厳しい神様がお祭りされている事もあり、
無礼な振る舞いは絶対にダメ。礼節を守って参拝しないと、
祟ってこられるそうです。
「こんなスリッパ靴で無礼なっ!!」
・・・と祟られたらどうしようかと内心ビビりまくっていましたが、
幸い無事に参拝させていただきました。
もしかしたら、お前よくそんな靴で来たなと、
思ってもらえたのかもしれませんね。
(どうかはわかりませんが・・・)
冗談はとにかく、ここは今迄に訪れたパワースポットとは比べ物に
ならない位、凄い所だと感じました。
まず、音がしないんです。
たまに風が吹くと、木に積もった雪がサラサラと落ちてくる
音が聞こえる程度でした。
普段こんなに音の無い生活をしていないせいか、
無音の空間に圧倒され、私と旦那と娘の三人は暫くの間、
放心状態になりました。
逆に考えると、普段どれだけ音のある生活をしていたんだろうと
気が付きました・・。車の音とか、電化製品の音とか。
無になると、普段分からない色々なコトに気が付けますね。
こういった事が修業になるんでしょうね。
長い間この場所に居たらおかしくなりそうだと思う位、
厳しくも神聖な場所でした。
暫く放心した後、正気に戻った私たちは、行きとは違う
ロッククライミングかっ!とツッコミを入れたくなるような
険しい山道を下り、帰り際に「八大龍王」が刻まれた
黒い逆鉾を発見!!!!
この、鉾の形と刻まれた龍がカッコイイですよね~
しかし何とも力強い。少し怖さも感じる位・・・・・
私達家族は、行きたい!という衝動だけで来てしまったので、
他にも「天岩戸」と言われる場所等、案内板が無いのでよくわからず、
「これ以上散策したらぜってー遭難するっ!!」
それにスリッパ野郎がバテているので、その方が賢明だと
諦めました。
とにかく道が分かりづらかったです。
1人でご参拝される方は遭難注意ですねぇ~
以上、私が(個人的に)今迄に1番凄いパワーを感じた
御岩神社でした~
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