結婚式の時、二人でホストをして彼が司会をした。そして自分達でお互いの紹介をした。

私は子どもとかかわる仕事をしているのだけれど、「彼女が楽しそうに子ども達の話をしてくれる時、僕はいつもとても幸せな気持ちになります」と紹介してくれたことを覚えている。

あれから15年経ったけど、彼は相変わらず子ども達の話を聞くのが好きだ。
特に泣いて大暴れしたり、怒って誰かに体当たりをしたり物をぶん投げたりする、いわゆる手がかかる子どもの話をとても楽しそうに聞く。

「それは彼もよっぽど悔しかっただろうねえ」とか「それは大人が悪いよー」とか言いながら。
彼はそれが例え3歳児だって私たちと同じように『彼らには彼らのプライドがあるのだ』ということを理解している。

彼こそ素晴らしい仕事ができそうだなといつも思う。