まじで緊張したのが、両家顔合わせ。

色々な不安や妄想がよぎる...


お互いの両親がお互いを気に入らなかったらどうしようとか、話がまったく弾まなかったら......

ドラマの刷り込みで恐怖しかない!




場所は都内の高層階ホテルのレストランで行った。


前々から2人で、ここがいいかもねーって話していて、2ヶ月前から彼くんが予約してくれていた。

それでも個室はすでに空いていなかったので、そこは重視しなかった。


それよりもごはんがおいしくて景色が良ければ、みんな楽しんでくれるだろうと。あとは、お互いの両親の中間地点の距離で、アクセスしやすい場所というのが1番の条件だった。



しかし顔合わせの11日前、私はコロナに罹患してしまう。

39度近くまで熱が出て、数日間体の痛みにのたうち回っていた。

発症から5日目に熱は下がり、顔合わせ予定日には感染力のない状態と言われる10日が経過しているので、ギリギリまではやるつもりでいた。


でも、咳がひどくなかなか倦怠感もとれなかったので、彼くんのご両親に不安を与えてはいけないと思い話し合って、その翌週へと延期してもらうことに。

彼くんのご両親は、わたしが元気な状態で行うのが1番良いと言ってくださった。


顔合わせでは、彼くんのご両親のご希望で、わたしの両親に住所や連絡先を渡したいと言ってくださっていたので、わたしの両親にも用意するようお願いしていた。


どんなふうに書いたら良いかなと悩んでいたので、相応しい便箋や封筒などわたしの方で用意できるよう考えているうちに、お互いの両親の手間をとらせるよりも自分達で用意したらいいんじゃないかと考えた。



調べてみると、しおりを用意するパターンもあるみたいで、その方がたのしそうだし緊張も解けて盛り上がりそうだなと彼くんに提案。

体調を心配しながらも、彼くんも喜んでくれた。


挨拶に2回伺って話しているうちに、両親との共通点が沢山みつかったので、それがわかれば話は盛り上がりそうだなと思っていた。


延期のおかげで日程もまだあるので、それぞれのプロフィールを書いて会話の糸口になりそうなものを盛り込んだ。

わたしと彼くんが両親の分もまず考えて下書きして、それぞれ本人に確認と修正をもらうことにした。


しおり自体も思い出の品となるように、全員の顔写真も入れて、2人の思い出の写真も散りばめて、両家に1冊ずつ用意することにした。

写真もひとまず私たちが選んだ上で、本人にも承諾を得た。


誰1人不快な思いが少しもないよう、全てに確認は怠らなかった。親世代とは年代も育ってきた環境もまったく違うから、なにを不快に感じるかは本当にわからない。

神経質なくらい色々確認した。服装・父のネクタイの有無・手土産もなしで統一しようということに。


中身はアプリでつくって、コンビニで印刷。

表紙はユザワヤで素敵な厚紙と水引きも買ってきて、手作りの冊子を作った。


プリンターを持っていないので、コンビニでは用紙が変えられずぺらぺらで申し訳ありません、と前置き。ご協力への感謝もお伝え。



これが大大大成功!!!


すごく喜んでくれて、全員が想像以上に沢山話してくれて、かなり盛り上がった。


両家の両親から、「すごく楽しかった!素敵なご家族!」といってもらうことができた。



もちろん、延期のことも会ってすぐにお詫びをお伝え。はじまりの挨拶でも全員にお詫びと感謝。



ちょっとでもやらかしたらしつこいくらい謝る。

そういえば、彼くんと喧嘩して年始にギリギリでご実家に行かなかった時もあった...色々ご馳走を用意してくれていたのに。


結婚報告の挨拶の時、ドタキャン以来でめっちゃ怖かったけど、玄関先でまず謝り、報告の際もここに至るまでに紆余曲折あったことを話し再度謝る。




結果、お2人ともわたしとの結婚を喜んでくれて、両親のことも大変良く言ってくださった。


嫁姑とか義理の両親とかメディアの影響で悪いイメージしかなくて、ずっとほんとに怖かった。

でもいまはなにがあっても、正直に真っ直ぐに丁寧に向き合えば、絶対に大丈夫だと思えている。


服は絶対的にセルフォード。確実にご両親受け抜群です!