働くコトについて | Produced by NAKABAYASHI SeasonⅡ

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弊社の新卒に向けて書いてみる。

GW中に多読している中の1冊に、丹羽宇一郎さんの「若者のための仕事論」という新書がある。

内容はこうだ。


努力を重ねれば
仕事の喜びが深くなる。

●人は仕事で磨かれ、読書で磨かれ、人で磨かれる

●まずはアリのように、泥にまみれて働け

●人間の底力は「労働×時間」で決まる

●「論理的な思考、話し方」は読書で身につく

●自分の評価を自分でするな


帯に書いてある文言をそのまま引用したけど、衝動買いを促す為に強めの記述にしているわけでなく、中身も概ねこの通りである。


「気合」やら「頑張る」という言葉が嫌いな自分は、総論では賛成だけど各論では反対する。

爆発的に多様化し続けるこの社会で一心不乱に働くコトはリスクでしかないし、自分の評価をするのは自分であると考える。

丹羽さんはとても尊敬する経営者だけど、これは考え方が違うので別に問題は無い。


ただ、

新卒として会社に入った人は、四の五の言わず、ただひたすらに働いて欲しいと心から願う。

自分の知る限りほぼすべての成功した先人には泥にまみれて働いた時期があったから。

少なくとも3年くらいは働いて欲しい。1・2年程働いて他業界に転職し、前業界をわかったように語っても何の説得力も無い。


この本には、「最初の二年間は授業料を払え」と書いてある。

「君たちはお金をもらって会社で仕事を教えてもらい、鍛えられている。給料を貰うなんて話が逆だろう。会社がもらいたいくらいだ。授業料、持ってこい」

雇用主からすると仰る通りである。


ただひたすらに働いて欲しい。


しかし、現在の働くが

君達の人生のゴールからトップダウンした延長線上に無い、
「間違った努力」になって欲しくない。


会社は、君達の人生のゴールに一歩でも近づける仕事を全力で与える。


だから、

ただひたすらに働いて欲しい。