今日は忘備録。
あたし、どこかに書いておかないと、見たもの、思ったこと全部忘れちゃうのよ。周囲に心配されるレベル。
この前なんて、仕事でクライアントから見せられたサンプル原稿。結構いい出来だったから、「へぇ、この原稿、けっこうまとまってていいですね」って褒めたのに、なんか先方がいぶかしげだったのよ。で、まさか、と思って帰宅してPC確認したら、PC内にワードデータがあったよ。あたしの原稿だった
自分で書いたことも忘れて、自分の原稿褒めちゃったよ
そんな記憶力なんでね。
とにかくメモメモ。
★アランカル篇では、なんかアニメの作画変わったよね? 一護だけじゃなく、全体的にみんな面長? シュッとしてる。大人びてる? あたしの師匠は「バタ臭い」って言ってた。いや、10代のせりふじゃねぇ。
★ディスるつもりはないんだけど、アランカル篇は、とにかく織姫のトーヘンボクさ加減がひどくて、気になって気になって戦いに集中できなかった。織姫のキャラ変は失敗だったと思うよ。死神代行篇の不自然な不思議ちゃんも最初どうかと思ったけど、あっちのほうがまだマシだった。
★ギンと平子が戦うと、もう、どっちがどっち?ってちょっとややこしい。関西弁には関西弁を? いや、そこまで似たもの対戦させなくても、ってね。でも、外見とか、関西弁とか、けっこう似てるのに、人格が混じらないのが、すごい。どっちも斜に構えてて常に余裕見せてて減らず口叩く感じまでそっくりなのにね。キャラクター造詣の妙だよねぇ。作者の手腕だよねぇ。
★これは、すでにどこかで書いた気がするけど、複数箇所の戦闘(ウェコムンドの天上と地上、ニセ空座町での複数並行の戦闘などなど)に加えて、それぞれの散り際に回想も混ぜ込んでいて、構成としてはかなりややこしくなってるのに、ぜんぜんそんな感じがない。1筋の物語みたいに自然に流れていきながら、ちゃんと時間的、空間的な広がりが感じられる。心底すげーって思う。
★音楽が。死神側のちょっとモダンな音楽と、アランカルのスパニッシュに加えて、ちょっとオケやストリングスのクラシカルなものも使われてて、これはまあ時代もあるんだろうけど、やっぱアナログは心にしみるね。
★アニメの最大の難点は、文字がないことかな。ホロウ、ウェコムンド、エスパーダ、ヴァイザー……など、挙げればキリがないけど、あふれるカタカナネーミングは、音だけだと聞き取りにくいし覚えにくい。原作は漢字にルビが振ってあるんでしょ? 厨ニっぽく。それだとわかりやすいんだけどな。アニメでも、時々文字で見せてくれたらいいのに。ジョジョの擬音語みたいに あれはすごいよね。わざわざアニメで音を文字にするって。世界観。さすが。
★日番谷 vs ハリベルの戦いのレビューは、端折っちゃったんだよね。なんかあれは、典型的な少年マンガっぽかった。日番谷はいつ見ても正統派ジャンプヒーローだよね ちっちゃいけど、めっちゃかっこいいし、かわいいところもあって、愛されるタイプ。
このビジュアルへの力の入れよう。才能もあって、史上最年少隊長就任の記録保持者。氷輪丸は「天相従臨」なんて最強の技があって、卍解の「大紅蓮氷輪丸」は破格のかっこよさ。始解で「龍」が出てきた時点で、もう特別扱いだよね。で、氷雪系最強とか。そのくせ、シャイで純情で低身長でいじられて。緩急併せ持ってる。万能。多分、作者は日番谷が大好きなのでは?
なのに、なんでこんなに印象が薄いんだろう。
それで気づいたよ。多分作者は正統派ヒーローとかヒロインへのあこがれが強すぎるんじゃないの? 日番谷とか織姫とか。で、思い入れが強ければ強いほど凡庸になりがち。あこがれだから、要素もりもりになるんだけど、理想詰め込むからリアルじゃなくなっちゃって、結局、他の個性的なキャラに埋もれちゃう。他のキャラは、きっとベースになる人物とか、作者の中で何か戻りどころがあるからリアルなんだと思うんだよね。なんか、大好きなのにうまくいかない感じ、皮肉だなぁ。(すみません、ただの勝手な考察です)
本日は、以上。
書ききれなかったネタの忘備録でした。
