パーフェクトワールド
3話について語りませんでしたが。
実は終わってからの一週間は晴人と北斗と重なり合ってしまって。
そして障害という事に重きを置いているストーリーにこの思いしかない事に申し訳なさを感じ。
書く事をためらいました。
このお話は松坂桃李くん扮する主人公と彼を一途に思うつぐみの純愛ラブストーリーなのですが。
松村北斗が見たい気持ちで見ているので、どうしたって晴人の人生を考えてしまいます。
きっと病気を発症してからずっと思い通りにならない人生を歩んでいるであろう晴人。いつまた再発するか?分からない病気と障害というハンデを抱え、それでも樹が夢を叶えて頑張る姿を見て、彼も目標ができ前進しているのかなぁって。
樹に彼女が出来れば、自分にも、という希望もあっただろうし。
今までは親に助けてもらえる学生だったかもしれないけど、社会に出たらそうもいかない。
沢山のことを諦めてそれでもそれを納得して生きるしかない晴人。
バスケットをしているのも何かに熱中している時はそういう事を忘れられるからなのかもしれないとか、様々な思いが自分の中で勝手に渦巻いてしまって。
でも、所詮健常者だから彼らの苦しみをわかってあげることは出来ないのだけれど。。。
3話は義足の晴人くんがレンタル彼女というサイトで出会った女性に心ときめくお話しでした。
入院中には付き合っている彼女がいたという設定でしたから、その後何らかの原因で別れてしまったのでしょうね。
それも、もしかしたら病気のことが原因なのかもしれない。
サイトで指名したリオちゃん
「レンタル彼女なんかしなくてもモテるでしょ~?」
晴「それが全然モテないんだよね…」
レンタル「え~~?全然なんだー?あー、見えないところに欠陥があるとか~~??笑」
晴「・・・かもよ~~笑」
このセリフで晴人はイケメンということが分かります

人当たりもいいからレンタル彼女ちゃんもとっても楽しい時間を過ごしたし、特別な感情も持ち始めたのは事実。
楽しくカラオケしたり。
でも契約の時間が…
晴「また会える?」
リオ「良いよ♡」
でも、ソファから晴人が立ち上がる際体制を崩しソファに倒れこんでしまい、その時に鉄の足を見てしまった瞬間氷のように固まるリオ
晴「…見えちゃった?」
「義足なんだよね、こっちだけ」
「あ~~あからさまに引くね〜〜あーあれか、障害者とは付き合えないか!笑」
「ムリ…」
「…だよな…」
いつもこの絶望と戦ってきたんだと思うと切なくて

北斗くんのこういった場面での表情は右に出る者なし!くらいの表現をするの

3話は彼らの事とかハンデを持った者の未来とか、そういう事を思ってしまって気持ちが重たくなりました。
その続きとしての4話
ある日、晴人はクレーム処理のため現場に向かう途中
すぐさま隠し、見られていないかを確認…
転んで落ちたことよりも、足を見られたくない晴人は
必死に立ち上がるが義足部分に激痛が走り
苦痛に耐え現場に向かう…
その後、おじさんには言わず誤魔化して病院に向かうが、医師からは腫れがひどく、引くまでは義足禁止と告げられ
足のない状態が世間からどう見られるかを分かっている晴人は、悲観し落ち込む
それでも、レンタル彼女と会いたい一心でムリを承知で義足をし
彼女と会う。
リオからはもう指名はされないと思っていたと言われ
晴「なんで?前会った時楽しかったじゃん」
リオ「でも…ひどいこと言ったし」
晴「あー、障害者とは付き合えないって言ったあれ?あんなの全然!障害あるからって同情混じりに付き合われてもしょうがないし!リオちゃんくらいハッキリしてる方が、むしろ付き合いやすいよ」
平気なフリをして、笑顔で話す晴人
でも足には激痛が。
痛みをこらえてでも会い気持ちが大きくなってしまったリオへの思い…
ある日、偶然街でリオを見つけ
あまりの嬉しさに義足を使っていないにもかかわらず近寄るが
レンタル彼女として立つ彼女の隣には見知らぬ男性が近づき立ち去ってしまう。
それを見て、彼女への思いを、抑えられず
追うようにそのまま後をついていく晴人
客はしばらくはカラオケルームで楽しんでいたが、急に違反とされているおさわりをし始める。リオは拒絶するが男性の力の方が強く逃げられない。
「事務所の者だ!その目ん玉潰されたくなかったら離れろ!早く!!」
「行け!!」と怒鳴り
彼女の事を気にしつつ、そうそっけなく言うが、
リオ「そんなことしたら会えなくなるよ…」
今は個人情報を知らない同士
晴「会えるよ!俺たちが運命の2人なら!きっと神さまが2人を引き合わせてくれるはず♡」
そう明るく冗談混じりに話すが
リオ「言ったよね!?付き合えないって!」
リオからの返事は変わることがなく…
晴「…わかってるよ…もう、行けよ…」
そう言うしかない晴人
リオ「…お姉ちゃんの彼が障害者なの。それ聞いて親がマジ切れしてさ…気があうと思う。一緒にいて楽だし、でもゴメンあなたとは付き合えない…」
個人情報は言えなくもリオも嫌いな訳ではないような、晴人に好意を抱いているものの受け止められない気持ちを伝え
「ごめんね。ありがとう」とそう言い
お礼のキスをする
…運命のように出会えたリオからの悲しき言葉を聞き、障害という重さでどうにもならない現実に落ち込む晴人
部屋を出るリオに
近くて遠い…好きだけではどうにもならない
彼女へ抱いた思いをまた諦めなくてはならない事への絶望
突然、建築士になる事をやめると言い出した晴人
障害を持つ事を理由にして誤魔化すが。
苦しい思いから、自分でも思っても見ない言葉が溢れ出してしまう…
「いっくんの事だってどうせ障害者枠で雇ってるだけだろ」
なんとか冷静に話をしていたおじはその言葉に激怒し
そんな晴人に思わず手が出てしまう
そして、障害を乗り越えてほしいと伝えるが。
どうしたって障害者が障害になる事ばかりの晴人は、今まで封印してきた気持ちを一気に爆発させてしまう
「障害を乗り越えるとか…受け入れるとか…無理なんだって…そんなの何年かかったってできる事じゃないんだって!みんな平気じゃないけど平気なフリして生きてるだけなんだって!」
彼がいつも笑っているのは。
そうする事で気持ちを均等に保てる、辛くても気にしないフリをしていなければどうにかなってしまいそうだったから。
それを一番にわかってくれていたのは樹。
好きでこんなもの(車椅子)に乗っているんじゃない…歩けるものなら歩きたい、と。障害者で良かったなんて思ったことは一度もない、なんで自分だけこんな目に…って今でも思うし、出来る事なら障害のない人生を送りたかった…でも、俺たちだから出来る事もあるんだってお前にも実感して欲しいんだよ。そう優しく伝える樹
本当は全て自分が悪いと分かっている晴人。
それでも、出さずにはいられないほど障害という事にいい思いがなかったけれど。
そう素直に謝る晴人
健常者と障害者の壁がなくなるわけではない。
それでも、気持ちをぶちまけた事で一つまた吹っ切る事が出来たかもしれない。
晴人中心で書くと私にはこんな風に捉える事が出来ました。
リオに出逢わなければここまでの感情になる事はなく。ツラい気持ちを押し込めて生きる事も出来たのかな…。
4話は、それでもリオが晴人への気持ちが揺れ動き始めている様に感じられて。
もしかしたら?という可能性もあるんじゃないかって…そして晴人が気持ちを爆発させてくれたおかげで、私自身も軽くなりました。
晴人は北斗にとってはハマり役。
哲也もそうだしバニボの林秀太もですが。
裏に隠れたダークな部分を感じる人を演じると、もうその人なのではないか?ってくらい=で。
人物像が重なってしまうの。
だから、彼を知らない人はきっと本当に義足で苦しい思いを沢山乗り越えてきた俳優さんなのでは?と勘違いされちゃうんじゃないかな。
そのくらいの素晴らしい演技力でした。
通信が普及し、テレビ離れをいわれても、やっぱり一般に認知されるのはまだまだメディア。そこにでなければ、世に気づいてはもらえません。
彼が今後ドラマに出られるか否かは、このドラマの次にあります。
岩田くんや山崎賢人だって、人気が出たドラマの後が重要でした。
単発的に出て、そのまま出なければ忘れられてしまう…。
注目されたその後も露出していけば、顔と名前が一致して、一般にも知ってもらえるかもなので。
タッキー社長がどの様に考えているか分かりませんが。この後を大切にして欲しいです。
これを長きに渡り書いている最中、
いよいよ慎太郎くんの黒髪の答えも出ました。
ライブからずっと曖昧にされてきたバイト(笑)
ようやく解禁しましたのでここに載せておきます。
慎ちゃん、連ドラおめでとう㊗️
月9なんて凄い!
以前風間くんがストを注目して欲しいとZIPで言っていたのはタッキーの仕事で!ではなく、このドラマで一緒になる事が分かっていたからなのでしょう

これでテレビ誌の表紙を飾ったり連載が決まったりした理由の一つ一つが見えてきました。
亀梨くん達、藤ヶ谷くん達もドラマに出て一般にブレイクしましたし。(と思っている)
年齢の壁は高いけど。
それをブチ破る気満々のストの突破口として頑張って欲しいな

長々失礼しました。
最後に一つ
松村北斗も出ているドラマ「パーフェクトワールド」は毎週火曜9時〜です

こちらも樹とつぐみ恋の行方が気になるのでリアルタイムでお楽しみ下さい
