週間総括
挟レンジの動きとなった今週でした。
日経平均は、25MAと75MAの間での推移となり、25MAを上抜ける場面も日中には見せますが、これはすべて、日銀のETF買いを期待しての(というかそういう名目での仕掛け)買いが入ったのみで、一日終われば元の木阿弥という状況が続きました。
間違い無く言えることは、上値を買うパワーというのは、全く無いということです。
日銀のETF買いがでて、上がれば、上がったところで売り込まれる。
このパターンです。
初回の700億超の買いの時は、終盤まで値を保たせる効果がありましたが、木曜、金曜と700億円超の買いを連続で入れても、結果はごらんのとおり。
もうすでに、日中値を持たせる効果も無く、単に確定の場を提供しているにすぎない状態になっています。
もともと、日銀買いだけで、相場を盛り上げる効果は無く、そこにいかに他の連中がついてくるか、というのが大切なことなのですが、今はそれすらも、一瞬しか起こらないという状態です。
それでも、なんとか今の位置を保たせるという効果はあったとも言えるのですが、これは単に売り込むだけの材料がなかったということ。
悪材料がでてくれば、日銀買いは全く意味の無い行為になります。
日銀買いは、すでに日中のノイズと化しているので、日中はこのノイズとできるだけ上手く付き合うことをするか、
無視するかです。
引用元:週間総括
【大事な話】シナリオルーティン
素人さんが、陥るワナの一番大きなところは、ポジションを持たないといけないとか、乗り遅れるといった焦燥感から、自分の得意でない位置や、よくわからない位置でポジションを持ってしまうことです。これは、どうして起こるかというと、ほとんどの場合、トレードに対するシナリオができていない為に起こります。なにごともそうですが、やはりプランというのは大切で、トレードも然りです。どうなったら、売り買いどちらのポジションを取るのか?
どうやってイグジットするのか?
その時の期待値は、トレードすることに値するのか?
外部要因的なリスクは?最低限、このくらいのシナリオは建てなければいけません。もちろん、このシナリオには技術的な裏付けが必要なことは言うまでもありません。これを、習慣化していくことです。実際に注文を出す前に、このシナリオをイメージしてみてください。
はじめて、そこで注文を入れることができます。これは、熟慮しないヤマカントレードを防ぐことはもちろん、
わかっているけど、不安感から注文が出せないという悩みにも効果があります。これを習慣化していくことで、メンタル面が強くなっていきます。
引用元:【大事な話】シナリオルーティン
【今日の相場】仕掛
夏休み中で、商いの薄い中、円高方向の為替とともに、おおきな下落となった本日です。
特段の材料は無く、日銀買いが相場を押し上げているのみというのがはっきりとした本日です。
日銀買いには、ある程度決まったルールがあって、今日の場合は、前場の状況から、今日は日銀買いが入らないということで、売り仕掛け的な動きが、まんまとハマった形です。
ただ、こういった売り仕掛けも、その他大勢がついてこないとハマりません。
ですから、やはりテクニカル的に重要なところで、やはりやってくることになります。
相場でうまく立ち回っていく為には、ポイント、ポイントでは確実に利食いを行っていくことが必要です。
重要なところでは、利食いを優先する。
そして、また、その後でどのようにエントリーするかを考えていけば良い訳です。
よく、損切りは早く、利食いは遅くと言われますが、単純に持っているだけでは、結果として損切りのみになることのほうが多いのです。
持っている時間が長ければ長いほど、リスクは増大していくのですから。
引用元:【今日の相場】仕掛
【今日の相場】堅調
金曜の米国雇用統計の発表以降、しっかりとした相場が続いています。
悪材料の無い中ですから、確定売り程度の売りはでますけれども、下がればまた買いが入るという良好な展開になっています。
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