どうも。
9:00病院着。
P子!
極力いつもと変わらず明るく声を掛ける。
相変わらず元気な声&笑顔
今日もかわゆゆ
だがしかし。
久々の勝負服。
水色水玉の手術着を着て、腕には点滴が繋がってる。
検査後は恐らく麻酔の影響で眠り姫になりそうなので、今のうちに抱っこ。
点滴が気になるようで触りたがるのをなんとか死守しながら母娘の触れ合い。
9:50そろそろ…という連絡を受け、
眠くなるお薬を入れられる。
すぐにトローンと眠そうなP子。
ウトウトするP子を手術室の前まで送る。
いってらっしゃい!
12時過ぎ終了連絡。
結構時間掛かったなぁ。
実は、今回内視鏡検査にプラスして、食道の狭窄具合によってはバルーン食道拡張術を行うかもしれないとのことだった。
なので、その時は、きっとバルーン食道拡張術もやったんだろうなぁと思いながら主治医の元へ。
主治医からの説明タイム。
内視鏡の画像見ながら説明。
まず、食道幅は思った以上に狭窄しておらず、幅がキープされていた。
ただ、内視鏡が上手く奥まで入らなかったので、バルーンで食道を拡張することに。
9ミリか、10ミリのバルーンを入れて風船膨らませたところ、P子ちゃんの呼吸に異常が発生した。
呼吸が苦しくなってしまったので、急遽バルーン拡張術をストップ。バルーンを引き抜くと、呼吸状態は落ち着いた。
…え
それって。。どういうこと。。
考えられることは、
気管軟化症。
拡張した食道が気管を圧迫したため、呼吸が苦しくなってしまったと思われる。
食道閉鎖症の子に時々見られるという。
P子に関しては、普段十分自発呼吸できているので、何か治療をすることは現段階ではない。
成長とともに、気管も強くなるということで、成長待ちらしい。
と、言うことは…だ。
今後、これ以上バルーン食道拡張術で食道幅を広げることは難しいってこと?
今回の内視鏡検査は、胃食道逆流症の、オペ前の検査だ。
今回の結果を踏まえ、先生は手術のやり方を決めていきたいと言っていた。
↓手術のやり方については下記記事を参照ください。↓
ええと。。
食道を温存する方法ではなく、
狭窄部分の食道を切除するというより大掛かりな手術を選択するしかないっていうこと?
主治医としても、
食道切除するのは、最終手段だとして、できるだけ温存する方向で考えていたはずだ。
親である私も、できるだけP子の負担が少ない方がいいと思っていた。
だけど。
うーーーん。。
主治医も
まだすぐには結論は出ない。
もう少し考えさせてほしい。
ということだった。
そして、今回、内視鏡検査プラスバルーン以外にも、もう1つやったことがあるらしい。
それが、生検。
①P子の食道狭窄部分のすぐ下(胃側)、
②さらにそこから少し下
③さらに②よりも少し下
の3箇所。
この結果も踏まえ今後の検討材料にするという。
前回のバルーン拡張術以降、食道幅は安定している反面、
胃食道逆流症の影響で毎日数回ミルク注入に伴い胃液を吐いているP子。
だいぶ胃や食道が胃液の影響で荒れてきているという。
早く何とかしてあげたいけどなかなか方針が決まらない。
先天性食道閉鎖症という病気自体があまり数が多くない。
年間200人くらい。
そしてその中でP子のように重度の合併症が現れる赤ちゃんとなると数はさらに非常に少ないらしく。
なかなか症例が少ないという。
主治医も、いろんな病院の先生たちから情報を取り寄せたりしながら、院内で検討しているらしい。
どうか。
P子のための最良の選択が見つかりますように。
主治医にお願いしますと頭を下げるくらいしかできないのが本当にもどかしい。
でも。
P子をどうか。お願いします。
重い足取りで病室へ戻る。
P子が手術室から戻ってきていた。
まだぼんやりしている。
酸素マスクを嫌がり暴れ、
ゴホゴホ…咳き込み吸引してもらう。
眠りにつくP子を眺めながらぼんやり考える。
親なのに。
なんだか無力だなぁ。
これでまた面会出来るのは1週間後になっちゃうし。
手術、どうなっちゃうんだろうなぁ。
先が見えない。