この日は私のみ面会。

退院に向けて、ミルク注入の練習などするため、お昼のミルクタイムに合わせて病院へ。

ベッドサイドのハイローチェアに揺られて眠るP子。

ママだよ!

の声にパチっと目を開けて、ニコッと微笑む。

ぴ、P子ぉぉおおぅ酔っ払い酔っ払い酔っ払い


うう…かわゆい。

沐浴を終え、(体重は4.32キロに!)
いよいよミルクタイム。

今日も、口からミルク&鼻チューブからの注入と両方から。

先に鼻チューブからミルクを注入する。
看護師さんに教えてもらいながら1つずつ手順確認。

続いて口から飲む練習の分。

わずか15mlほど。

飲ませる前に看護師さんから、注意事項。

このところお口から飲むのが苦しそうで、酸素濃度も低下してしまい、吸引を行ったとのこと。

主治医から経口摂取のストップは出ていないが、
ミルクをあげる際にはゆっくり様子見ながら与えるようにと。


だ、大丈夫滝汗

と不安になりつつ、
でも、少しでも多く口からミルクをあげる機会を増やしてあげたいと、ミルクを飲ませる。


ゆっくりゆっくり。

P子も、飲もうと口を動かしているがなかなか進まない。
お口の周りにどんどん溢れてきた。


半分ほど飲んだところで、

ゴホゴホ…!!
苦しくなってしまった。


看護師さんが吸引してくれる。
たっぷりミルクが引ける。

ミルク飲ませたと思っていた分はだいぶ戻したな笑い泣き


その後、吸引終わって落ち着いて来たので、再度ミルクを飲ませてみる。
その量わずか5mlほど。

ゆっくりゆっくり。

何とか哺乳瓶は空っぽに。

ふぅ。。
そう思った次の瞬間。


急にギャーっと泣き出すP子。
咳き込み始めた。

ん?と思ったときには、
酸素濃度60台、顔色は真っ青ゲロー


P子!!滝汗滝汗滝汗

私の慌てぶりに看護師さんが急いで来てくれて、吸引開始。

吸引してると、さらにP子もゲロゲロとミルクを吐き出す。




何度か吸引し、全てミルクを吸引し終えたのか、

P子は落ち着いた。


お鼻のチューブからミルクを入れているのでお腹も満たされたのか?P子は元気に喃語をあーうー。


そして。
すぐに主治医が召喚され、

お口からミルク飲むのはストップ!


ですよね。


おそらく、3週間ほど前に、バルーン食道拡張術で広げた所がまた狭窄してきているだろうとのこと。

翌週造影検査をして、
その結果を踏まえてまたバルーン食道拡張術を実施する必要がある。

まじか。。

また、
食道狭窄してきちゃってるのか。。

わずか5mlほどの量のミルクも飲めないって。。
ミルクも通る大きさないほどの食道って。。

だからもちろん、唾液も飲み込めない。

自分の唾液に溺れて苦しくなってしまう。




はぁ。。

先週までは余裕で飲めていたのに。

上手くいかないなぁほんと。

一番苦しいのはP子だよね。。
飲みたいのに飲めない。


あと、何回バルーンやるの?
それは誰にもわからない。

一歩前進したはずが、また逆戻り。


あ。
退院はどうなる!?ガーン

こんな状態で、家で見れるのかも不安だし。。



でも。
当の本人は、
あーうーいっぱいおしゃべりしてくれている。

いつの間にこんなに声が出るようになったのか。

さっきあんなに咳込んだとは思えないくらい、ニコニコゴキゲンなP子。

すごいわ。ほんと。
強いなあ。

母さんすっかり弱気になっちゃってたね。。


しかし。。。。

先が見えない。