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「水の音―広重から千住博まで―」@山種美術館(2014,7、19~9,15)

殺人的な猛暑にうだる今の時期にぴったり!
涼を求めて行って参りました~。

水。
海に囲まれ、山河の自然に恵まれた日本において、
「水」とは身近で、
常に変化し決まった形を持たないその形態は、時代を超えて画家たちを刺激し続ける題材そのもの。
本展では、「水の音」に焦点を当て、川、海、滝、雨の主題に沿った、
近代から現代の画家たちの当館所蔵作品約60点が展示される。


第1章 波のイメージ
     川―流れゆく川
     海―躍動する波
第2章 滝のダイナミズム
第3章 きらめく水面
第4章 雨の情景



 
奥村土牛 鳴門 1959(昭和34)年

会場で1番初めに出迎えてくれるのが、広告にもつかわれているこちら。
徳島の鳴門。
土牛70歳の作。
見ての通り渦巻く潮渦に、船は大揺れし、土牛は奥様に帯を掴んでもらって何十枚も写生、
下絵を描かずに完成させたという。
群青、白緑、胡粉を重ねて海の深さと動きを表現している。
実物は、遠くに浮かぶ淡路島など、クリーム色をしていて、
画面全体が温かみのある色調で整っていること。
線をつかわず、濃淡のみで表現されていて、優しい印象を受けること。
そのせいで、潮渦は激しいはずなのに、見ているうちに心は静まり、ほっこり癒されてしまった。


 
奥村土牛 那智 1958(昭和33年)

こちらも土牛、69歳の作。
セザンヌの影響を受けたと思われる構図が面白くて興奮!
日本三大瀑のうちの1つ、和歌山の那智。
落差133m。
絵自体が、縦に大きく、胡粉を重ねた白い滝は、
中心を真っ直ぐ貫き、迫力があった。



 
奥田元宋 奥入瀬(秋) 1983(昭和58)年 

会場の中でも、一際存在感を放っていたのがこちら。
見事に染まった紅葉は、「元宋の赤」と呼ばれ、目に鮮やか。
近くでよく見ると、どの紅葉も、様々な色調、諧調で丹念に表され、それは、木の肌、流れる清流、岩、全てに通じている。
それを離れて一眺すると、そこには完璧に美しい風景が広がっている。
背景には金泥が敷かれ、絵全体から淡く光が発せられているようで、思わず目を細めてしまう。
只々忽然と呆けるように、幻想的な世界に引きこまれてしまった。


 

歌川広重 木曽路之山川(雪月花之内 雪) 1857(安政4)年
  
待ってました広重!(笑)
今回の展示は、時代問わずに様々な作品を見られるのが嬉しい。
3枚続きの大画面を効果的に用い、雪の降り積もる木曾の渓谷を、パノラマ風に捉えている。
左右方向に、透視遠近法を加えることで、山塊がせり出すような立体感を作り出しているそうだが、
素人の自分には難しい説明抜きに、ただ見ているだけで面白い。
変な形の山が面白い。
白いもこもこした塊り。
使っている色は、墨、白、青だけ。
解説によると、旅人を小さくすることで、スケールの大きな景観との差を意識しているとのことなので、探してみたら・・・いた!
右の絵の橋の上に。本当にちっさい!!(笑)


 歌川広重 阿波鳴門之風景 (雪月花之内 花) 1957(安政4)年

 先ほどの土牛と同じく、阿波(徳島)の鳴門が描かれている。
広重最晩年の作。
こちらの鳴門の渦潮が「花」として見立てられ、それに上記の「雪」、後期展示の「月」とが、
「雪月花」の3部作と称されている。
近景と遠景の差が激しく、巧みな構図が面白くて目を見張る。
こちらもきちんとした図法が解説されていたが、
兎に角、隅々まで眺めて、1人その面白さを噛みしめていたい。

広重は、他にも名所江戸百景など、有名な絵が展示されていた。



 
山元春挙 清流 1927-33(昭和2-8)年頃

山元春挙について、今まで着目したことがなかったので知らなかった。
下部大半を占める清流は、澄んだ色味が涼しげで、暑いこの時期にはもってこい。
岩の上になった植物の実は、黄緑とピンクの彩りが鮮やかで可愛らしい。
良いアクセントになっている、小さな水面の水鳥。
この鳥がいなかったら、ちょっとぼやけた印象になってしまう。



  
山元春挙 火口の水 1925(大正14)年 

カメラを持参した最初の画家といわれる春挙。
風景画として圧巻の写実性。
洋画の遠近法と、円山四条派の写生の技術が合わさり、
このような見事な絵が完成された。



 
千住博 ウォーターホール 1995(平成7)年

滝の連作で有名な千住博。
滝を生み出した当時を振り返って。
「滝のリアリティを何とか出したい。
とにかく絵具を上から下へ流してみた」
壁に立てかけた紙の上部から、胡粉を溶いた水を流して描いているらしいが、
それだけでこの複雑な線が表現できるのだろうか。
詳しい描き方が気になる・・・。
飛沫などは、霧吹きを使っているらしい。




 
竹内栖鳳 艸影帖・色紙十二ヶ月のうち松島(七月) 1938(昭和13)年頃

 
横山大観 夏の海 1952(昭和27)年頃

日本画についてド素人な癖に、何をほざくかという感じだが、
やっぱり栖鳳と大観は、他とは群を抜いて上手いと思う。
というか、素人目でもわかるほど秀でているというのか。
様々な作品が並べてあっても、必ず目を引かれる。
センスが違う。
絵の神様から授かった、生まれ持つ根っからの絵のセンス。


他にも気になった作品がちらほら。

 
小野竹喬 沖の灯 1977(昭和52)年 

画像はないけれど、杉山 寧 の「潤」など。



本当は、帰りに「Cafe 椿」で企画展限定メニューの和菓子を頂きたかったのだけれど、
この日は別に土産を買う予定があったので已むなく断念・・・(゚ーÅ)

食べたかった、というよりその可愛らしい出で立ちを見つめて愛でたかった・・・(゚ーÅ) 
それぞれの絵をモチーフに作られた生菓子たち、すごくかわいいのだもの!
1個あたり、¥510は、お、お高いけれども(汗)
私のCafe椿デビューは、果たしていつになるのでしょう。。


「水の音―広重から千住博まで―」@山種美術館(2014,7、19~9,15)
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html

連日馬鹿みたいに熱い猛暑が続く中、この見るからに(聞くからに?)涼しげな企画展は、
山種美術館、大当たりだと思われます。
ぜひ会場に足を運んで、涼を味わって頂きたい。

行って正解♪
ありがとうございました。




母親が、近所に土地を借りて育てているゴーヤ。
収穫して置いておくこと数日。
今朝になり、見事に完熟していた。

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黄色く変色した皮。
包丁をいれてみて驚愕・・・Σ(゚д゚;)

中には真っ赤な種が並んでいた。
まるで南国のフルーツのような出で立ち。


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形からすると、金時豆を連想させる。


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 アップにするとグロいような・・・。
血の固まりに見えてしまうのは私だけだろうか。

ネットで調べると、この種も、食べられるらしい。
沖縄の子どもたちは、おやつとして食しているというが、本当だろうか。

美味しい!と好評だったので、実際に食べてみた。

ゼリー状のプルプルした舌触り。
実は、この中に茶色く固い種子が隠れている。
それを覆う赤い部分はすごく薄くて、一粒では食べた気がしない。

「甘い、な。」
で感想が終わってしまった。

赤い部分は本当に僅かな量で、けれどもだからといって、もっと食べたいとも思えなかった。

 
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中から現れた種。
ひょうたん型をしている。


味はともかく、
ゴーヤの新しい発見が出来て良かった。

只でさえ、ブツブツした緑の肌は、痘痕の如く、凄まじい外見をしているのに。
あの苦みと、見た目が、合致している気がする。


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こちらは、少し成長がすすんだ段階。
赤いデラデラの原型は、この白い綿なのか?


とにかく、熟れすぎると歯ごたえがなくなるので、早めに消費しよう。
シャキシャキのゴーヤでチャンプルを(`ω´*)o !!


ありがとうございました。
 
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「没後90年 鉄斎 TESSAI」 @出光美術館
(2014,6,14~8,3)

http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html


今年で没後90年を迎える富岡鉄斎(1836~1924)。
幕末から大正にかけて、儒学者として大成する傍ら、
文人画家として活躍した。
若い頃から学問を重んじ、画家に師事し、日中の先達文人たちの遺品に触れ、書画を極めた。
その結果、大胆かつ自在な筆勢でありながら、繊細な色彩感覚を持ち、
水墨が透き通るように瑞々しい独自の画法を習得する。
80歳以降に手がけた仙境画の作品群には、とくに定評がある。

本展では近代文人画の巨匠・鉄斎の魅力に迫るべく、
出光コレクション約70件の展示によって、その奇跡の画業を回顧する。



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天賜吉慶図 富岡鉄斎 大正6年(1917) 82歳 出光美術館

群青や青緑の顔料をつかって着色する「青緑山水」。
水墨画の場合は、墨色の諧調を用いつつ、所々淡彩をほどこす。
青緑山水の世界は、古代中国の知識人にとって、隠逸思想や、神仙思想にみられる理想郷を描くものだった。

若いころから、先代文人たちの書物に親しんできた鉄斎。
晩年は、先人たちに倣い、自らもユートピアを表現するべく、この仙境の景色(仙境画)をたくさん描いた。


 
東瀛僊閣図 富岡鉄斎 大正7年(1918) 83歳 出光美術館蔵

仙境画とは。
幻の霊峰は、水上に浮かぶ島のように表現され、屹立する奇石が遠景に、その脇に滝が落ち、
中景から近景には、隠棲するための庵や書斎が置かれる。
画の下方にはアーチ型の奇岩や門が描かれ、仙境の入り口とされた。


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 東瀛僊閣図 部分

古代中国に信仰された、千人の住む三神山の一つ、東瀛(とうえい)。
近景と遠景の差を大胆に、青・緑・朱の三色を鮮やかに施している。



  
梅華邨荘図 富岡鉄斎 大正10年(1921) 86歳 出光美術館

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梅華邨荘図(部分)

力強い筆致で迫力のある山水。
谷間の集落には、酒を求める人物が描かれている。


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口出蓬莱図 富岡鉄斎 明治26年(1893) 58歳 出光美術館

 蓬莱山を想い30年間、毎日念じ続けたら、その神山の光景をつぶさに思い描くことができるようになったという、中国の故事が題材。
吹き出しの中の蓬莱山図が、予想以上に詳細でびっくり。
童子の同様に驚くポーズもおもしろい。


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 幅内鬼外図 富岡鉄斎 大正時代 80歳 出光美術館

お多福が、鬼火(「鬼」の字を朱書きしてある)を追い払っている。
賛は、一文字ずつ
「富久者有智 ふくはうち 遠仁者疎道 おにはそと」
となり、漢文で訓読すると
「富み久しき者は智あり、仁に遠き者は道を疎ず」
「反覆読之」(反覆して之を読め)
とある。
よく練られていて、気に入った!


今回、画より先に賛の書に目がいくことが多かった。
隷書や篆書のような書体だったり、それぞれの画によって、書きわけてあった。
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 萬歳書 富岡鉄斎 大正5年(1916) 81歳 出光美術館

こちらは扇に書かれた作。
どの書にも、独特の味がにじみ出るようで面白かった。



神道・儒教・仏教の三教合一説を基盤とする、石門心学を家学とする鉄斎は、
幅広く学問・文芸の道に親しんだ。
好古趣味であった鉄斎にとって、書物の中で出逢った古人たちは、皆、敬愛すべき師である。
彼らの古蹟を訪ねる旅を重ね、遺愛品や縁の品々を手元に置きたいと願い、
古画にふれては模写を試み、
19歳で南画や大和絵を、それぞれの師について学んでいる。
それらは本業の儒学者の「余技」としては、余りあるものがある。

印の蒐集癖があり、生涯用いた印章の数はなんと!500個を超える。
誕生日が中国北宋の文人、蘇東坡と同日であることを生涯誇りにし、「東坡同日生」と刻した印を愛用した。
メモ魔で、入手した印章の経緯や伝来、印材の種類や特徴、印文の解釈に至るまで調べ上げたらしい。

本当に好きで好きで、眺めるばかりでは飽き足らず、
自ら試みなければ満足できずに研究をすすめた結果、
画家として大成してしまった。
そんな印象を受けた。


「没後90年 鉄斎 TESSAI」 @出光美術館
(2014,6,14~8,3)

 
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 作品とは関係ないけれど、、
今回の広告、「鉄斎」のロゴ。
緑を上手く取り入れているあたりが、鉄斎の雰囲気と合致して気に入った。

ありがとうございました(,_,*) 
 
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特別展「超絶技巧!明治工芸の粋―村田コレクション一挙公開―」@三井記念美術館 
(2014,4,19~7,13)

http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/

最初から最後まで、単眼鏡が手放せない!!
日本工芸の真髄をみてきました。


近年、明治期の工芸の中でも、超絶技巧による、精緻極まる作品が注目を集めている。
しかし、そのほとんどが海外輸出用であったため、日本で目にする機会は少なかった。
本展では、西村理如(まさゆき)氏が、約30年懸けて蒐集した、京都・清水三年坂美術館の所蔵品のうち、七宝、漆工、牙彫、刺繍絵画など、選りすぐりの約160点が展示。

100年以上の時を経て、日本に買い戻された工芸品の数々は、質、量ともに世界一と謳われ、
一点たりとも見逃せない、日本人として、誇り高き逸品が並ぶ。


【七宝】

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並河靖之 「蝶図瓢型花瓶」 

最密な模様の有線七宝で名高い、並河靖之(なみかわやすゆき)。
一匹ずつ異なる模様で彩られた蝶が、目に鮮やか。
並河は他にも、蝶を描いた作品をたくさん残している。


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並河靖之 「花文飾り壺」


有線で区切られた白い花びらは、およそ1㎜。
デザイン性にも優れている。


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並河靖之 「蝶に竹図四方花瓶」

シンプルなのも、また美しい。

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濤川惣助 「藤図花瓶」


こちらは、無線七宝の発案者、濤川惣助(なみかわそうすけ)の作品。
無線七宝は、色を区切るための金属線を、釉薬をさした後に抜き、再度窯で焼きつける。
この手法によって、ぼかしや滲みが生まれ、絵画のような表現が可能になった。
上の花瓶は、真ん中の青い花や蔦が有線、両脇の白い花が無線で表されている。


【金具】

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正阿弥勝義(しょうあみかつよし) 「蓮葉に蛙皿」


これは!蛙好きにはたまらない一品!

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前からだとわからないのだけれど、
実は後ろ左足を、ビヨ~ンとこれでもかというほど伸ばしているのだ。
写真で伝えられないのが残念。

幕末期まで、刀剣や刀装具、甲冑などを制作していた金具師たちは、
明治維新後、武士階級が廃れ、需要を失う。
そこで、培ってきた確かな技術を生かし、置物や花瓶、皿、香炉などに新たな行路を見出し、
数多くの金具品を制作した。


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海野勝珉(うんのしょうみん) 「龍虎図対花瓶」

こちらの対になった花瓶は、黒光する金具の表面は堂々と、
金で彩色された龍虎は迫力があり、どこか愛着のもてる表情でもあり、気に入った。


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初代 鹿島 一谷 「花鳥図香炉」

上から下まで、装飾されていない面が見つからない。
細部までスキのない仕上がり。


【牙彫】

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安藤緑山 「南國珍菓」

今回、目玉のひとつに取り上げられていた、安藤緑山(あんどうろくざん)。
弟子も取らず、一切の記録も残さなかったため、技法はおろか、緑山本人の生没年すら不明である。
しかし、近年のエックス線を用いた研究で、巧妙に配置された野菜、果物は、
接着部分に、ネジや細い金棒を埋め込んで繋げられていることが発見された。

よく目を凝らして確かめたけれど、完璧に接着され、中のネジは確認できなかった。
このリアルすぎる出来といい、よほどの完璧主義者だったに違いない。

 
安藤緑山 「竹の子、梅」

 
安藤緑山 「三茄子」

あまりのリアル加減、みているうちに空恐ろしくなってきた。

これらは彩色されているが、
明治時代の牙彫(げちょう)は、象牙本来の、白色のままの彫刻品が流行っていた。 


【自在】

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高瀬好山(たかせこうざん) 「自在昆虫」

複数の金具が繋ぎ合わされ、精巧に作られた自在置物。
それぞれの生き物がもつ、身体、足、羽などは、手で自由に動かすことが出来る。


 
明珍(みょうちん) 「蛇」 

260個のパーツを繋げて作られたこの蛇は、とぐろを巻くことも出来る。
ここまで細かな細工がされた蛇は珍しいらしい。


 
高瀬好山 「鯉」
 
この鯉も、ヒレや髭まで折りたためる。
鈍く光る、金具ならではの質感が、少し不気味にさえ映る。



【薩摩】

鹿児島の朝鮮半島で始まった薩摩焼。
金彩色絵の豪華な品が、海外で高く評価され、大量に輸出された。

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司山(しざん) 唐子図薩摩茶碗(部分)

この絢爛豪華な彩色が成されているのは、茶碗の内部、見込みの部分。
高さ約6㎝、径12㎝の茶碗の内部に、これらが描かれている緻密さを想像してほしい。

今回は、こういった細かな装飾が実に多く、裸眼ではとても追い付けない。
単眼鏡の大活躍である。

 
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藪 明山(やぶめいざん) 「蝶に菊尽し茶碗」
  
  こちらなど、まさに裸眼では判別不可能。
約3㎜の蝶は、羽の上下で色を塗り分けられている。
他にも、更にこの上をいく(!)細かな蝶の品もあり、
人間の成せる最密技の、限界に挑戦しているようだった。


【漆工】

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 赤塚自得(あかつかじとく) 「四季草花蒔絵提箪笥」

こちらもまた、装飾の限界に挑んだかのように、燦爛たる一品。
蒔絵や、螺鈿好きな人も、これなら満足するに違いない。


他に、見逃せないのが【刺繍絵画】

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無銘 「瀑布図」

 展示期間が終わっていたため、他のものが展示されていたが、こちらは参考までに。
私が行ったときには、竹内栖鳳の鷹図がもとになった作品などが展示されていた。

しかし!
一針一針丹念に、針と糸だけを駆使して完成された、刺繍絵画の凄まじさを、
写真で伝えるのは不可能である。
ビロードの様な独特の光沢を放つ、糸のみで覆われた画面は、
見る角度によって映り方が変化する。
ぜひとも様々な方向からゆったりと愉しみたい。
仕上がるまでに費やされたであろう、あまりに緻密な作業と膨大な時間を思うと、
眺めているこちらも気が遠くなってくる。


他にも、細かな細工好きにはたまらない、根付と印籠や、
高村光雲の、木彫りの狸など、
個人的に気になった作品が多々あった。

とにかく、どの作品ひとつをとっても、まさに超絶精巧に、
完璧を目指した作りになっているため、最後まで観きるには気合が必要とされた。
鑑賞後は、眼が疲れた(笑)


特別展「超絶技巧!明治工芸の粋―村田コレクション一挙公開―」@三井記念美術館 
(2014,4,19~7,13)


日本人として、誇り高くなる名品の数々。これは見逃せない。
自信を持ってお勧めしたい!と豪語したいところだが、明日で会期終了ヽ(;´ω`)ノ (笑)



清水三年坂美術館の存在も、今回初めて知った。
機会があったら訪れてみたい。
http://www.sannenzaka-museum.co.jp/index.html

館主の西村理如氏は、もとは国内外で働く会社員。
たまたま出張先で訪れた、ニューヨークのアンティークショップでの、印籠との出会いが、
この価値あるコレクションの始まりだったと言う。
明治以降の工芸品のほとんどは海外に輸送され、当時国内に残されていなかった。
時間をかけて蒐集し、美術館を創設するまでに至った、西村氏の日本美術への貢献と尽力を、
どう語り尽くせば良いのか。
今回のように、実物を目前にして愉しむ機会を頂けたことに、只々感謝したい。

ありがとうございました。

昨日、会期終了間近!
三井記念美術館の、
特別展 「超絶技巧!明治工芸の粋―村田コレクション一挙公開―」
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/
に漸く行ってきた。

始終、単眼鏡が手放せず、人間の成せる技の極致のような作品をみてきたため、
帰り際、
「美しく細工された練りきりが見たい!(*´Д`)=з」という流れになり(笑)
三井タワーお隣の、三越日本橋店の和菓子コーナーを物色してきた。

食だって、何だって、身の回りにあるものはすべて、芸術に帰結する。
和菓子と、見てきた工芸品と、ジャンルは違えど、
代々その道の職人によって受け継がれてきた、伝統ある日本美術(技術)の賜物に変わりはない。


ガラスケースの中、個性を発揮しながらも行儀よく並ぶ、種々多様な和菓子たち。
よく考えて作られているなぁと関心しながら、各店頭の間をぐるぐるグルグル。
冷やかしにも程があり(笑)
練りきりの中では一番色鮮やかに愉しませて頂けた、
菓匠 花見 で購入することに。


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帰宅後、さっそく開封!

あぁ、眩ゆし(*´ω`)=з  
 
季節の品が並ぶ中、見た目の好み100%重視で選択。
それぞれ数個ある内、一番バランスがとれて見栄えが良い個体を指差してチョイス。
めんどくさい客だ(笑)


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「潮騒」

美術館で牙彫の蟹なんか見てきたものだから、
影響されて即決した。
浜辺の岩場。赤いグラデーションの蟹。真ん中には潮溜りまで。
小さなスケールによく再現されている。
斑点まで施された岩がたまらない。


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「さざ波」

赤く色づく前のもみじの葉が、揺れる水面に浮いている。
構造が面白かったので、選択。


どうなっているのか、分かりやすいよう、めくってみた。

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凸凹の横線がはいった透明な水面には、葉と同じ色の流れる曲線が。
左の葉は、水面の外側から、
右の葉は、中の白い本体との間に挟まれている。
本体の右上には、茶色い焼き跡で、これは・・・、水底か?が表現してある。



普段からツマミみたいな塩辛いものばかり食べている自分は、
この暑さに甘いものが喉を通り辛く、味見程度に頂いたが、
(この前の若葉堂の店員さんは、和菓子も日本酒のアテになると言っていたけれど( ゚ ゚) )
潮騒は、柚子風味の餡、さざ波は、おそらく黄身餡。
優しい甘さが上品で、食べやすかった。

あとは家族が美味しく頂きました。

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ロゴの入ったテープが、和紙のような素材。
そういうちょっとしたこだわりに惹かれる。
(がさつな為、剥がす際破れる笑)


グルメでもないのに、(しかも味より外見ばかり)
続けざまにこのような雑記、失礼致しました。

ありがとうございました m(_ _ )m   

先日の、鎌倉にてあじさい散策後、
和菓子熱到来!(笑)

プロの腕で丁寧に作り込められた逸品を、眺めるのが好きで
和菓子も同様、
普段は人様のグルメブログに掲載された写真を、好き勝手に覗いては、
うっとりと愉しませてもらっている(笑)

甘いものが苦手なので、
自分ではスーパーで安い饅頭など購入しては、
「甘い、甘すぎる・・・。」と愚痴をたれつつチマチマ齧っている(笑)

しかし、どうしても、現物の、
見て楽しい食べて美味しい、意匠が凝らされた外観の練りきりが欲しくなった。

ということで先週、
町田に寄った帰り、町田東急ツインズ、EAST1階、食品フロア、
まちだ庵 若葉堂 にて季節の生菓子を購入。

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帰宅後 撮影


こちらのお店は、町田の駅から歩いたところに本店を構えていらっしゃる。
楽天市場にも出品していて、何とも精力的。
こういった伝統のあるお店は、ぜひとも応援していきたい!


さっそく包装をほどくと・・・
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ジャ、ジャジャーーーン!(゚∀゚*)

散々店員さんを巻き込んで激選した3種。

お花などは、馴染みがあるので、今回はちょっと面白みのあるものを選んでみた。

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こちら、「ホタル」

小豆で見立てた蛍が可愛らしい。
草の焼き目も洒落ている。

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なでしこ」

胡麻柄のボディ、蛍光ピンクの花の鮮烈に惹かれて購入。
胡麻の風味がアクセントとなり、美味しかった。


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「うちわ」 

実は、箱をあける際、上下逆さまにしてしまい、
和菓子たちが全てひっくり返った。
この愛らしい水鳥と金魚は、かぶせてあった蓋の裏に見事に貼りつき、
自分の手で剥がして、本体に置きなおした。
だから、位置が少しずれているかもしれない。。
そして、左上には傷跡が・・・(´_`。)


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 ちゃっかり麩饅頭も。


店頭には、季節もので、黄色い星が細工された七夕や、丹念に形作られたお花の数々、
練りきりの他にも、生菓子では水まんじゅう、葛餅、
焼き菓子もどら焼き等、その他諸々、種類豊富な品揃え。

風情ある練りきりは、それぞれでが独立した魅力を持ち、
選ぶのに苦心した。

十分眺めて愉しませてもらったあと、
「もったいない・・・」と惜しみつつ、
切り分けて家族と頂いた。

甘いものが平気だったらもっと頻繁に購入できるのに(゚ーÅ) 

安物の和菓子を常食している舌に、上品な餡の風味がたまらなく。
美味しく頂きました。

ありがとうごさいました(´∀`)


高徳院へ行く道すがら、

和菓子屋「するがや」にて、名物の塩大福を購入するべく来店すると
午後3時にして、ラスト1個!!
あぶなかった・・・。
こちらはどら焼きも有名。
http://www.kamakura-surugaya.jp/index.html

鎌倉ジェラートでは、抹茶とブラッドオレンジのダブルで喉を潤し
(何で食べ物に関しては、写メを撮り忘れるのだろう)
http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14009638/


いざ大仏様のもとへ!!


鎌倉大佛の名で親しまれている高徳院の本尊、阿弥陀如来坐像は、
奈良の大仏と並んで日本二大大仏に数えられ、鎌倉唯一の国宝でもある。

大仏に興味がある人なら特に、ここは訪れておきたいところ。

無事高徳院へ到着後、昂る胸に歩調弾ませ、境内へ。
その先には・・・

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だ、だ・・・、



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だ、大仏様~(*´ェ`*)

鎌倉の澄んだ空の下、悠然と鎮座しておられました。


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正面から

西瓜と、サクランボがプラスチックのパックごと(!)お供えしてありました。

近くでみると、やっぱり大きい。
圧倒的な存在感。

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少し左側から

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更に左に寄って

私はこの角度が1番好きだった。
頬のふくよかなラインが堪らなく癒される。

大仏様の両側には、岩のベンチが置かれているので、
好きなだけご尊顔を拝することができる。

この大仏様が祀られている広場は、時が止まったようにゆったりした空気が流れていた。
大仏様の大きな体の内底から、じわじわと慈愛の念がにじみ出てくるようだ。

日々のせわしなさから、知らずうちに積もっていた心の塵や、
自分の未熟さ故に生じてしまう、煩わしい雑念が、
徐々に浄化され、
心の奥深くにある、からだの芯の部分が温かくなってくる。
そのうち、肩の力は抜けたけれど、逆に背すじは伸びてくるような、
澄んだ心持ちになってくる。


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  今度は右側から(笑)

ベンチに腰かけて、お顔をつくづく眺めながらしばらく呆けていた。
周りを見渡すと、友人同士、吞気にお喋りしたり、
寝っころがって自由に愛を囁きあっている外国人カップルがいたり、
皆それぞれ好き勝手に寛いでいる。

悠々堂々と構えておられる大仏様のもと、
きっと皆、絶対的な庇護の力にいつしか安心し、自然と素の姿に戻ってしまうに違いない。



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背中には窓がついている。

 嬉しいことに、20円支払うと、胎内に入ることが出来る。
この時4時15分で、最後の客として、ぎりぎり入ることが出来た。

初代は木造だったが、2代目のこの大仏様は、銅製。
中は熱がこもって暑く、銅の肌は触るとじんわり温かかった。
上を見上げると、鋳造の際、それぞれのパーツを細かく分割し繋いだ、マス目柄の跡がよく見えた。

完成当初、身体の表面は金箔で覆われていたらしい。
そのお姿、さぞかし絢爛豪華、見る者を圧倒させたに違いない!!


台座を含む総高 約13,4m
仏身高 約11,3m
重量 約122t


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  珍しく記念撮影までしてしまった(笑)



境内の奥にも、紫陽花が少し、植えられていた。

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 このピンクの色合い、子どもの頃着ていた浴衣を憶い出した

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  御朱印が頂けるのが4時半までとは知らず、またもギリギリ。

観光地はどこも閉まる時間が早いので、よく下調べしておいた方が良い。


こうして、最後は大仏様のご拝観も叶い、
満ち足りた気分で、旅の終わりを締めくくることが出来た。
紫陽花も、この先3年分くらい(!?)見尽くした気がする。

愉しかった、1日。
大満足で帰宅の途に着いたのであった。


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 帰りは、長谷駅から。


次は、紅葉の時期、また訪れたいなぁ (´ω`*)


以上!
ありがとうございました。


長谷寺、紫陽花散策の続き。


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紫陽花の中でもひときわ豪華。

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八重
薔薇みたいだ。

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どれもこれも華やかだが、素人には名称が判別しきれない。。


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海王星

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 存在感を放っていた濃いピンク

  
 長谷寺の紫陽花は実に種類豊富。
明月院は青くてまるい、見慣れたかたちの姫紫陽花が多かったけれど、
同じ鎌倉の紫陽花寺といっても、ずいぶん趣が異なる。
静かで、おとなしい。
そんな紫陽花に対するイメージが、大分変わった。
上品なのに変わりはないが、更に、優美さと派手さが加わった。

 
無事コースを回り終えて、散策終了。
ここに来て漸く、
今年の紫陽花、心ゆくまで堪能できて、大満足!
ここまで、見事に育て上げるのは大変だろう。
ありがとうございましたo(_ _*)o

もう、紫陽花で お腹いっぱい・・・

とは行かず、この後、忘れていた空腹感が一気に大波の如く押し寄せ(笑)
散策路のちょうど出口付近にある食事処、
海光庵にてお昼休憩。
残念ながら窓際は座れなかったけれど、お寺のカレー、くずきり、美味しかった。
(お腹空きすぎ、写メ取り忘れる 笑)
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  その後、和み地蔵様にすっかり惚れ込み

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  たまらず御守りを購入(笑)
 


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 長谷寺の御朱印
勢いある筆使いがかっこいい


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本題からずれるけれど、
帰り際、シオカラトンボが交尾しているところに遭遇!

ムギワラトンボとも呼ばれる下の方がメス。
オスも最初はメス同様に黄色いのだけれど、
成熟するに従って、青く、腹部が白い粉で覆われたようになる。
この白い粉(塩)の殻をかぶったようになるのが、シオカラトンボの由来。



紫陽花は堪能し尽くしたが、鎌倉大仏様をどうしても拝みたかった為、
この後、高徳院へ向かった。

それが行って、大正解でした(●´ω`●)

続く
 
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長谷寺に到着。


アジサイ寺こと、長谷寺には、40種以上、2500株の紫陽花が植えられている。
さすがシーズン真っ盛り。
人混む入り口には、「紫陽花散策路、30分待ち」の看板が!
これは、長谷寺の境内には待たずに入れるが、なかにある、紫陽花散策コースを通る際に、並んで待つという意味。


天平8(736)年に創設された、鎌倉でも有数の古刹。
木造では日本最大級の十一面観音菩薩像や、見晴らし台からの海の眺めなど、
紫陽花以外にも、見どころはたくさん。


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  見晴らし台からの眺め。
鎌倉の町並みや海岸が一望できる。

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 右の建物は、境内にある食事処、海光庵。
ぜひとも窓際に座って、この眺望を愉しみたいところ。


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境内で配られていた団扇。
紫陽花の名称が載っていて、とても為になった!素晴しい!



境内入口付近におかれていた、長谷寺命名の紫陽花たち。

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拡大図。
なんて洒落た花弁。


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紫陽花も年々進化しているのですね。


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 名前も立派。

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 入場チケットとともに、整理券が配られるのだが、自分の番号が呼ばれるまで、
参拝してあちこち回っているうちに、すぐに順番が来た。


しかし、番号が呼ばれて、散策路入り口で、また待つ。
それが、30分待ちという意味。
その間にも、品種改良された様々な紫陽花が並んでいた。


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 これだけ見ると、紫陽花でないみたい。

「ギャラクシー」なんで名前のもあった。

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白一色も落ち着く。



暑さによる疲れと昼時の空腹感に若干イライラしながら(笑)
いよいよ、散策路へ。

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 斜面に咲き誇る紫陽花。
疲れが一気に吹き飛ぶ。

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  小道を上っていく。

  
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 西洋
花弁の縁のひらひらが確かに西洋風


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ウズアジサイと西洋


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 クロヒメ

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 小ぶりで開ききっていないものもまた可愛い。


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 途中、紫陽花の影に隠れて、
こんなに愛らしい良縁地蔵様たちが!


長くなったので、一回きります。
紫陽花散策、続きます!(。・ω・)ノ

 
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御霊神社に到着。


御霊神社、別名「権五郎神社」。
平安時代後期、源義家に従って活躍した武将、鎌倉権五郎景正(かまくらごんごろうかげまさ)を祀った神社。
剛勇として名高い景正公。

後三年の役(1083~1087)に、弱冠16歳にして出陣。
乱戦のなか、敵に左眼を矢で射抜かれてしまうが、逆に相手を射殺して奮闘。
駆け寄った見方の三浦為継(みうらためつぐ)が、景正の顔に足を掛けて矢を抜こうとした際、
「弓矢に当たって死するは武士の本望だ。なのに土足をもって面部を踏むとは何事ぞ」
と、刀を構えてその無礼を叱咤したという。
驚いた為継は謝り、膝をかがめて顔をおさえ、丁寧に矢を抜いた。

この若武者の武勇伝は、歌舞伎の「暫」として、今も語り継がれている。




入り口の前には江ノ電の線路が横切っている。

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線路脇から、電車が来るのを待ち伏せして、激写!



本殿の裏側の山の斜面は、小道が通っていて、様々な種類の紫陽花が、少しづつ植わっていた。
影になっているので、花は瑞々しく、かたちが崩れずに保たれていた。

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ウズアジサイ

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色とりどりの顎紫陽花

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 垂れるように咲いていた。珍しい!
名前失念が残念すぎる。


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 洒落た花弁。
この辺から、自分の中の紫陽花に対するイメージの枠を越えてきた気が・・・。


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 王道のぼんぼり型も、ピンクに乙女一色。



御霊神社は、江の島・鎌倉七福神のうち、福禄寿が祀られている。

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なので御朱印も、
「御霊神社」ではなく「福禄寿」を選択。



まだまだ見たりぬ、紫陽花!ε=(。・д・。)
次はいよいよ、紫陽花寺として名高い、長谷寺へ向かいます。

続く。