新ニーサをきっかけに投資を勉強しよう!という方に向けて思っていることを書きます。
まずはこの動画を見てください。
わからなくてもいいです。投資をやっているとこの動画がわかるようになりますので、半年に一回くらい、定期的に見てください。
この動画が手に取るようにわかるようになれば、もう投資中級者です。
まず、ニーサが何の為にあって、なぜ【積立投資枠】があるのか、簡単に説明します。
1980年からの世界株式(オルカン)のチャート
30年右肩あがりです
もちろん物価も上昇しています。しかし労働者の給料は物価の上昇についていけてません。(ピケティ理論)
以上が長期投資が必要な根拠です。
つまり、長期の貯金では現金価値が目減りするのです。
わかりやすく言うとですね…
今、手元に200万円あります。しかし、このお金は今乗ってる軽自動車の買い替えの為に取っておく。おそらく、買い替えるのは5年以上先…だとします。
もうおわかりですね?5年後は200万円では新車の軽自動車は買えません。それだけ物価は上昇しています。
じゃあどうすればいいの?
株式投資です。
でも、
車を買い替えないといけないタイミングで下落して、損が出ていたらどうするの?て思いますよね?
答えはローンです。借金して車を買うんです。
損が出ていなくても10年返済でローンを組みます。絶対に残価設定ローンなんて組んではいけません。
(僕はJAマイカーローンでした。)
ローン金利より、資産の成長、世界経済の成長が圧倒的に上です。だって銀行の設定する利息は政策金利に基づいてますので、経済の成長に合わせて金利を設定しています。てのが上の動画ですね。
それでは、話しをタイトルに戻します。
投資初心者、特に、今からニーサ口座を使って積立投資をする人が調べることはおそらく…
どうしたら少しでも儲かって、損を出さずに立ち回るのか…
ということになると思います。
正直そんな手法はありません、
あったとしても、9割の人がうまくいきません。
例えば、子どもの時から野球やサッカーをしてもみんなプロになれますか?
世界で活躍するトップ選手がやっていることを実践して、みんながプロになれるでしょうか?
指導者の言っていることを忠実に聞いてもほとんどの子どもはプロになれませんよね?
投資も一緒です。
儲かる手法、損をしない手法を探したって9割の人には意味がありません。
他人の考えた手法は自分には合わないのです。
買うタイミング、売るタイミングを合わせようとしたってうまくいかないのだから世界経済の右肩上がりの成長に合わせて積立投資でついていく。
この根拠のみで、思考を停止してオルカンだけを淡々と買う。
売るタイミングはお金が必要になった時(働けなくなった時)です。
なにをいつ買っていつ売るのか、そんなことを短時間で調べたってうまくはいきません。
個人投資家のテスタ氏だって、
上か下かは6割くらいしか当てられない
と言っています。
まずは、生活費を見直して投資の資金効率を上げることをがんばってください。
3年もすれば今まで見たことのない世界に到達します。
資産が形成されていることを実感する頃にはラジコでラジオNIKKEIのザラバ放送をタイムフリーとかで時間が許されるだけでいいので毎日聞いてください。
そして資産が1000万円に到達したら300万円を目処に個別銘柄に挑戦してみてください。
できれば信用取引で短期取引もやってみるといいです。
お金がみるみるなくなりますが、比較的、取り返しのきく年齢で経験しておくことで、老後の立ち回りに役立ちます。
僕も「うねり取り」のブログを書いてる頃はポジションが大きすぎて夜中何度も目が覚めて日本郵船のチャートを確認している頃がありました笑(そんなにポジションを持つのは間違いということがわかりました。)
運が良かったので株で150万円ほど勝って、その後1年半かけて株とFXで負けてけっきょトントンですみました。ホントに運が良かったです。
それでも、個別株を見ることは企業を知ることになります。その情報はラジオNIKKEIのザラバ放送を中心にしていたらいいんじゃないかな?と思います。
投資の勉強がしたいのなら、まずは身の回りや生活に関係する企業を興味のあるものから調べてください。
パンツ、靴下、靴、服。ベッド、ふとん、床、サッシ。冷蔵庫、朝ご飯、テレビ。車、電車、信号、アスファルト…。どれも上場している企業が関係していると思います。
投資を勉強するということはこういう身の回りに関係する企業を調べることから始めるわけです。
これが面倒くさいならオルカンの積立をして、あとは人生を楽しむことを考える。
どっちも正解ですし、どっちかじゃないといけないこともありません。
それではまた