一人ひとりの痛みの原因に向き合い１９年
三重県伊勢市 鍼灸治療院 ピースフルボディ
院長 中村 圭介
『 空手雑誌 JK fan 』に院長の動作分析が
オールカラー５ページにわたり掲載されました。
ブログ セルフケア ・ 症例など
✅ケガに関することを詳しく教えてほしい…
✅ケガの再発予防のためのトレーニングや、セルフケアを教えてほしい…
✅痛みの出ないカラダづくりを教えてほしい
✅パフォーマンス向上の為の基盤をつくるのにはどうしたらいい？？
などの質問を頂くことが多いです。
少しでも参考になればと思い、セルフケア、症例などを紹介していきます。
椎間板ヘルニア
『 椎間板ヘルニア 』
椎間板は脊椎の間にあり、
背骨が滑らかに動くように、
そして衝撃を吸収する役割をしています。
椎間板の構造は中央が髄核という
ゼリー状の物質で、
その外側を何重もの
線維の束(線維輪)で覆われています。
ですので中心が柔らかく、
外側は硬く出来ています。
何らかの原因により
中央にあるべきゼリー状の髄核が、
線維輪を、
内側から外側に押し破って飛び出てきた
(線維輪の外側も押し出されている)状態を
椎間板ヘルニアと呼びます。
ヘルニアの大きさにより、
膨隆、突出、脱出、分離
となっていきます。
※脱出、分離になると手術対象となります。
椎間板ヘルニアは
腰椎の4、5(下部腰椎)辺りに
起こることが多いため、
ヘルニアが大きくなると
坐骨神経痛(L4~S4)を伴い、
✔ 大腿後側や下腿
✔ 足指、足底に痺れや痛み
✔ 筋力低下
等の症状を引き起こします。
※下部腰椎は
椎間板の後方をカバーする後縦靭帯が
細くなっているため、
椎間板が斜め後方に飛び出しやすい。
※坐骨神経L4~S4
(第4腰神経~第4仙骨神経の神経束)
の多くは下肢に行っている。
椎間板ヘルニアは構造上、
飛び出てきた髄核や線維輪を元にの位置に戻し、
キズを治癒させ、
弾力を取り戻す作業が必要なため、
段階を見極めた専門的な治療が必要です。
しっかり完治するまで
治療を受けられることをお勧めします。
次回は
『スポーツ現場において…
椎間板ヘルニアを抱える選手の特徴』
を掲載します。
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