ターゲットストローク! | P&F社長の今日の一言

ターゲットストローク!

今日のタイトル「ターゲットストローク」の言葉の意味から説明
をせねばならないと思うので、この言葉を是非今後も覚えておい
てもらえればと思う。
「ターゲットストローク」とは、アメリカの精神科医エリック・
バーン氏が考えた心理学の中にある考えで、ストロークとは相手
の存在を認める行為(言動や行動)の事であり、もう少し解りや
すくいうと、褒めたり、存在価値を認めたり、身体をなでたり、
愛したり、励ましたり、そういった行為の事をいう。そういった
ストロークの中で、現在最も人が欲しがっている、関心を持って
いる、認めてほしがっている言葉や行為の事をターゲットストロ
ークと言う。(その反対に当たる行為をディスカウントと言う)


さて、本日の一言になるが、今週の全体朝礼にて私の大改革構想
を発表させていただいたのだが、先日の一言でも書かせて頂いた
ように、
大いなる決断のとき経営者とは、非常に勇気のいるもの
である。
特に私の様な小心者は、眠れぬ日々を過ごし、食欲が全
く無くなり、胃腸を壊し、緊張が続き、交感神経が働き続け、心
身共に疲れ果てる状態が続き、気が休まる時が無い。持病でもあ
る動悸、息切れ、めまいも出始める始末である。


ただ、そんな中でも経営者とは全体の為に考えに考えに考え

抜いた決断を“多少の犠牲”を覚悟の上、信じる道として断行

していかねばならない。(但し、その決断が私心のものではい

けない。あくまでも全体の為にという私心無きものである事が

大切である)
(私は、その“多少の犠牲”が小心者なので、全体の為とはいえ
気にしてしまうのだが)


まず、経営者や責任者という立場の人にとって、重要なのは組織
を守るためには、全員が反対をするという事が仮にあったとして
も覚悟の上で決断を下さねばならず、
「最終最後は一人でもやり
きる!」
との強い意思を持たねばならないという事である。


「もしかしたら、この決断によってほとんどの人が辞めるのでは
無いだろうか・・・・」
「もしかしたら、この決断によって少なからず悩んだり苦しんだ
りする人がいるのでは無いだろうか」


そういった“孤独感”に完全に陥ってしまうのが、経営者や責任
者という職業だろう。


しかし、本日のタイトルでも書かせて頂いたように、決断後に各
自の面談をしていく中では、私に大きなターゲットストロークを
くれるメンバーも多くいて、本当に心が救われる。メンバーの前
では決して泣く事は無いが、心から「ありがとう」と涙する。


「私は何があっても、どんな事になってもついていきますよ」
一言で。。。。。。。


上司は部下に!部下も上司に!辛いとき、苦しいとき、悩む

ときは沢山あるが、互いにターゲットストロークを与えあいな

がら、厳しい壁を乗り越えていこう!