固定概念をぶっ壊せ！

経営には確かに“基本”というものが存在する。この基本という
ものは時代に関係なく大切にしなくてはならない考えであり、業
務である。ただ、その“基本的な事”というものが固定概念を生
み、変化を拒むのも確かであり、改革を起こそうとする際には邪
魔をするのも確かである。(挨拶の徹底、５Sの徹底、報連相の

徹底、創客の仕組みなどは基本の中でも必ずピーアンドエフに

おいてはやっていかねばならないことである）

今回の私からのトップダウンによる大改革構想において、私の考
えの原点は“全ては一から”であって、過去の成功体験や、過去
からの流れなどを一切考えずに、創り上げていった構想である。

昨日の発表から、未だ全てを受けれいれられないと言うか、まだ
詳細が解り切れない部分もあるので、疑問や不安などを残してい
る人もいるだろうが、基本的には今回は組織トップとしての辞令
であり、決定でもある。まず持って皆さんには、それを受け入れ
ていっていただき、その上で自分自身が果たすべきミッションを
遂行するように尽力をお願いしたい。

さて、その上で大事なのが「これまで、、、をいうものを全てぶ
っ壊し新たに創り上げる事」である。今までの流れや、今までの
商品や、今までの業務など、全てを一旦はぶっ壊してほしいと思
う。本当にピーアンドエフは新たに創業するのだ！という意識を
持って。「これは、当たり前だ」と思うものも、全てを白紙にし
て考え直すように。

創業時から数年間において、私自身が現場で全てをこなしていた
時代における業務や流れを改めて、どういったものだったのかを
書き記しておきたい。（今や様々なルールや業務など組織が成長
するにあたって創り上げてきた様々なものがあるので）

１、経理処理、事務処理に関しては全てエクセル管理のみ！

基本的に経理処理や事務処理を簡素化する為に、エクセルでの管
理にし、現金出納帳や売上管理表や経費管理表を作成。それだけ
で全ての処理が可能であった。

２、社内の受注の流れや、請求書発行や、業者さんへの発注

なども全てアナログ！

現在の様なアクセスをベースにしたシステムを導入しておらず、
紙ベースでの営業から事務、経理への流れによって、シンプルな
流れによって業務をこなす。

３、会議やミーティングなどは、ほとんど朝の朝礼、終礼など

によって、メンバーの仕事の管理、お客様の管理を行う！

定期的な会議やミーティングなどは存在せずに、毎日の朝礼や終
礼をしっかりやる事によって、仕事の流れやお客様の状況を全て
把握する。報連相も毎日の朝礼や終礼にて徹底し把握する。

４、全員が一人何役もこなす！

総務事務や経理や人事や庶務や工務などもおらず、全員が営業も
こなしながら、全員で間接業務（内勤処理）を行い間接人件費を
かけない。

上記のように、創業から５年間くらいにおいては、ほとんどの業
務が簡素化されていて、全員でムダな人件費を削って利益を捻出
していた。私個人の役割で言うと、トップセールスと管理者と経
理と総務事務と工務と経営者という、一人６役くらいをしばらく
の間こなしていたのを思い出す。

今、私たちは本当に各自が各職務において、専門的に業務を

こなしているので、ある意味業績に関係なく毎日やるべき処理

や業務が増えてしまっていると感じている。
来年からの新体制に向けて、徹底してムダを省き、徹底して業

務の価値を考え、効果性の高い業務だけをやっていく流れを作

ってまいりたいと思っている。