誘惑するもの - ルシファー | 大分アントロポゾフィー研究会

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人間は、寝ても覚めても、ルシファーの誘惑にさらされている。

ルシファーの誘惑は、感覚的・言語的イメージを身にまとい、一種この世ならぬ雰囲気を漂わせている。これは多かれ少なかれ、ある種のカリスマ性なのである。魔術のエッセンスが、ここにある。

感覚的・言語的イメージを巧妙に活用することにより、魔術的な一種の体(たい)を生み出すことができる。

 

例えば、鉱物界に受肉した人間の体(たい)が、高次の霊的ヒエラルキア存在たちとその人間の高次の自我との共働によって、自らのエーテル体、アストラル体を纏いながら(まといながら)、高次の自我にふさわしい体(たい)を目指す。

この霊的プロセスと原理的には同じ力学が、ルシファー的な魔術には働いているのである。