グリベックの副作用について | Oо水玉模様оO

Oо水玉模様оO

CML患者の闘病記録と、何気ない日常を綴った日記です。

グリベックを服用してから、やはり私にも様々な副作用が現れました。軽い吐き気やむくみ、発疹等がありましたが、一番キツかったのは『下痢』でした。

服用2日目、何だかお腹がゴロゴロ。完全に下っていまました。

次の日、医師にお腹が緩くなっている事を伝えると、一応腸に菌がいないか調べる為、便の検査をする事に。しばらくすると、看護師さんが手に大きめの綿棒を持って登場し、

「便の検査をしますので、ちょっとおしりから綿棒でとらせて下さいね(^-^)」

エッ、おしりに綿棒…?(((((((((((( ̄▽ ̄;)

綿棒でおしりをグリグリやられ、もう恥ずかしいやら情けないやら…(泣)でも、私はなぜか爆笑していました。人間、窮地に立たされると笑ってしまうモンなんですね。って私だけσ(^_^;)?
結局菌は検出されず、グリベックの副作用だろうという事で、整腸剤(ミヤBM細粒)を処方されました。

しかし効いたのは初めのうちで、そのうち全く効かなくなり、便の回数も増えてしまいました。そして、回数が増えた事で肛門に負担が掛かり、『痔』になってしまったのです…。

もうそれはそれは大変でした。ありえない程痛いし出血も酷いしで、トイレに行くたび涙が出ました。

勇気を出して看護師さんに痔になった事を伝えたら、また便の検査をする事になり、グリグリやられました(涙)。看護師さんが「あ~出血してるね。こりゃ~痛いわぁ」とポツリ。痔の薬を出してもらいました。(結局お腹に菌はいませんでした。)

そして今度は下痢止め(タンナルビン・アドソルビン)を処方してもらったんですが、それも効いたのは最初だけで、そのうち全く効かなくなりました。

医師からもっと強い薬にしてみようかと提案されましたが、あまり強いのは飲みたくなかったし、何となく効かない様な気がしたので「自然に任せてみたい」と伝え、下痢止めをストップしてもらいました。

薬を止めてから日にちは掛かったものの、次第に下痢も治まり、便の回数も落ち着いていきました。その事を医師に伝えると、多分体がグリベックに慣れてきたんだろうとおっしゃっていました。

それから痔もすっかり良くなり、辛い痛みと出血から解放され、ホッとひと安心したのでした。