昨日、東福寺~泉涌(せんにゅう)寺窯元もみじまつりへ行って来ました。
この東山のあたりも陶芸家や陶器メーカーがたくさん並んでいます。
泉涌寺は御寺(みてら)と呼ばれ、皇室の菩提所として、南北朝~安土桃山時代の天皇、
江戸時代の後陽成天皇~孝明天皇の御陵があります。
ゆっくりとこの界隈を散策・・・と思いきや、今回来たのは
京扇子の組合さんがされている投扇興体験のお手伝いに。
投扇興とは的をねらって三回扇子を投げ、当って落ちた的と
扇子の位置や形により点数をつける遊びです。
扇子を的に当てるのがこれまた難しい。
これは「散る花」一点です。
「散る花」・・・ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ
落ち方にすべて百人一首の歌の一部がついているんです。
他に「錦」5点、「秋の野」4点、「三笠」7点などなど。
流派によっては源氏物語の名前がついているものもあります。
そしてその後は山科小野にある隋心院へ。
小野小町ゆかりのお寺です。
こちらでは紅葉のライトアップと京都伝統産業青年会展が行われています。
日ごろ技術を磨いている若手の伝統工芸の作品がずらり!
日常流通しているものとはまた違う作品が見られます。
東福寺~泉涌寺窯元もみじまつりは29日まで、
伝統産業青年会展は明日23日まで、
隋心院のライトアップは30日まで行われています。