舞台『最貧前線』登場人物についてのあれこれ。 | ☆FLOWERS・・・☆

船長・・内野聖陽さん

器が大きくチャーミングな船長。
飄々としてるが周囲の事を良く見ていて
この人についていけば大丈夫だという
圧倒的な安心感があった。
何かで読んだ内野さんのインタビューに
"船長が少しヒロイックに描かれすぎている
気がして"と書かれてあったんだけど
「わしが船長じゃー!!(圧。)」という
芝居に感じなかったのはそこを意識して
だったかな?なのにあの存在感っ。
さすがだと思った!

艇長・・風間俊介くん

軍人としての任務を果たす事だけを考える
真面目で、冷静で、強いお人。
地を響くような声と力強い芝居に圧倒。
そんな艇長がエピローグで船長にだけ
見せた涙には毎回泣かされた。
あの伝説のバラエティ「8時だJ」に
出演してた頃から見てたかざポンに
会えた事も嬉しかった。
(8時だJ…年齢バレるやつw)

通信長・・溝端淳平くん

軍人達の中で1番親しみやすさを感じるが
複雑な心の持ち主という印象の通信長。
"死に場所を探してた"と言っていたけど
死というものに一番敏感であり
一番抗っている様にも見えた。
なので見習いが「死ぬのも覚悟してる」
と口にした時にカッとなっていて
その姿が凄く心に残っている!

砲術長・・蕨野友也さん

「シャキッとせんか!!」の鬼の砲術長。
でも鬼なだけじゃなく部下達を思いやる
優しさが所々垣間見れたのが素敵だった。
上村を助ける為、艇長に頭を下げる所や
見習いを庇って撃たれるシーンに涙。
しかしスタイルが良すぎだ。
シャキッとしすぎだ!(笑)

無線士・・佐藤誓さん

ジブリの世界から飛び出してきた感を、
個人的に1番感じたのが佐藤さんの無線士。
「千と千尋」に出てくる"かまじい"に
通じるような見た目とキャラだった。
無線室での会話、面白かったな!(笑)
公演地によって変わるアドリブも最高。

漁労長・・ベンガルさん

佇まいと"間"がツボだった…!(笑)
漁労長が発した一言で雰囲気が変わって
シリアスなシーンと笑えるシーンとの
メリハリが出ていた。
上村を殴ろうとした砲術長を止めた
優しさも良かったなぁ。

上野・・加藤啓さん

第二部から登場した上野。
喋り出すと聞き慣れた方言が炸裂して
東北出身を秒で当てられるトコが好き(笑)
機銃を撃つ役を任命されビビりつつも
撃ってた姿が残酷だった・・漁師さんが
そんな事までやらされていたなんて…
信じらんないよなぁ。
加藤さん、真田丸に出てた大野泰広さんに
顔が似てるなと思うのは自分だけだろうか。
気になったから"soKKuri"ってサイトで
調べたらそっくりに4票入ってた!(笑)
(なので1票入れて5票にしといたw)

機関士・・塩谷亮さん

エンジンを粛々と動かす姿が印象的。
お◯らぷ〜のポーズが毎度可愛い(笑)
表情豊かで、声の通りがべらぼうに良く
さすが舞台俳優さんだなぁと思った。
「うつぼ」って呼ばれてるのは
船の下に潜っているから…?

見習い・・前田旺志郎くん

冒頭の船の上で叫ぶシーンから圧倒された。
無線士との掛け合いが漫才みたくて
上手いな〜と思ってたんだけど
"まえだまえだ"である事を思い出し
そりゃ上手い訳だわ!!と(笑)
しかし初めての舞台とは思えない。
感情豊かな芝居に泣かされた。

上村二等水兵・・福山康平くん

"志願兵"という設定があった上村。
見ていたら敬礼の仕方や立ち方が
気合い入りすぎでカチコチだった!
「自分だけ早く動いても仕方ないんだ。
仲間と助け合え」と砲術長に叱られた事を
守ろうとしていた故、船から落ちてしまう。
そんな健気な上村に切なくもグッときた。

・・だがしかし。

小野田一等水兵ならば
砲術長の事を気にかけつつ、
なんならゲーゲー吐きつつも、
船から転落しないと思うのだ。

そこは、やはり経験の差なのだ!!
(必殺・小野田びいきw)