・・と考えると
豊臣側が負けた原因って
全部、治長のせいじゃんっっ!!
って言いたくなってきたんだけど
大野治長1人だけを責めるのは
違うなぁ・・と思ってきた。
大蔵卿も最後まで「なりませぬ〜!」
の一点張りで、秀頼の出陣を最初に
食い止めてたのはこの人だし。
茶々も幸村から伝えられた”生きのびる策”を
ちょっと違う方向へとらえてしまって
結果、秀頼は出陣を取りやめることに。
茶々の「望みを捨てなかった者にだけ・・ 」
って言葉に大助がハッとした顔をしてた。
父の言葉をどんな思いで聞いてたんだろ?
あと秀頼が最後の最後で幸村を
信じてくれなかったのも悲しいっ!
徳川と繋がってるという噂を聞かされ
実際に幸村やられたと言い出す者も
出てきたら(台所のおじいさん)
冷静な判断は出来なくなると思うけど
噂の出所を確かめる!って言った時、
あぁぁ〜・・・って、しょぼ〜ん(笑)
そして幸村もあの台所じいさんに
確実にトドメを刺さなかったから
ちょっと”ぬかりアリ”だったな(笑)
優しいのかな。
元々、足並みがそろってない豊臣側が
徳川をギリギリなんとか追い詰めたけど
結局、弱いところを突かれて負けた
・・って感じがしました。
印象的だったのが家康の陣へ
戻ってきた時の千姫さまの笑顔。
帰りたかったんだなぁ、と。
あの後、千姫さまは秀頼たちの
助命嘆願をするけど失敗に終わって
それでみんな切腹になったんだよね。
悲しい!
悲しい!
このシーン。
今思い出すと結構強烈。
若干トラウマだわぁ・・・(笑)
でも茶々や秀頼の表情にはまだ希望?期待?
みたいなものを感じた。
茶々は”千姫がなんとかしてくれるはず。
そう言ってたわよね、さえもんのすけ?”
って感じだったのかなぁ〜。
逆に大助や治長の表情には「希望」を
あまり感じなかったかもしれない。
終わりを悟ってる風だった。
史実だと大助は城の脱出を勧められたけど
「自分は真田左衛門佐信繁の息子です」
って言って聞かなかったらしい。
大助も”父と共に戦う”って信念を
最後まで貫く武士だったんだな・・
・・あぁ、やっぱり直接的なシーンは
描かれなくて良かったかも〜(笑)
(ところでこれなんかカッコイイね。)
あと、ここにはいなかったけど
毛利勝永も切腹組なんだよね。
切ないわぁ!(泣)
・・って何を言ってるんだろう、自分は。
みんなで薩摩へ
逃げたのにね(・∀・)
(そっちの説を採用。)