「HANA」観てきたよ@ショートショートフィルムフェスティバル&アジア③ | ☆FLOWERS・・・☆

という訳で、内容の感想の方を少々・・。

観に行ったのは「A&J1」という回。
17:30~19:10の1時間40分のあいだに
HANAを含め4本の作品が上映されました。


1本目「サンダル」(中国)

喧嘩したカップルの話。
海へ入っていったはずの彼氏の姿が
見当たらなくなった時は、まさか溺死?
1本目からヘビー過ぎるわ・・と
ドキドキした。違って良かった(笑)


2本目
EVERYTIME WE SAY GOODBYE」
(日本)

HANA以外の3本ではこれが1番好きだった。
日本の映画で、とっつきやすかった
っていうのもあるかもしれない。
”末期ガンの妻”とか内容は重たいんだけど
ところどころ笑いもありつつ、良い話。
最後ちょっと泣けた。


3本目「観覧車」(タイ)

国境を越える無国籍の親子の話。
すごくリアル。
これ実録ですか??って思うくらい
母親役の方の演技が凄まじかった。
そしてラストが謎で怖かった。
あれはどういう意味なんだと思いますか?
(突然の問いかけ)


4本目「HANA」(日本)

最後にHANA、キターー!!
前の3本がかなりシリアスという事もあり
HANAのノリは(巨乳とかAカップとか)
出だしからとても浮いていた!(笑)
でも明るい作品が最後を飾って
良かったと思う!(笑)

晟周くんの役はバスケ部のタカシ。
身長が低いために他の部員から
からかわれているんだけど、

”言いたい奴は言わせておけばいいんです”
って気にせず練習を頑張る男の子。

コンプレックスに悩んでたハナだけど
タカシのその言葉と、実際に努力が
形になっていく姿を見て
(シュート決まるシーン カッコよかった!)
大事なことに気付く事が出来た・・という
重要な役どころ。

「僕は僕ですから。」
と言い切る気持ちの強い子でした。

数年前
「犬にでも猫にでもなりますからぁ~w」
と言っていた子とは違いました。
(何の話w)

あと、バスケ上手だったな~。
あれは ”ある程度やった事がある人の動き”
ではなかろうか・・私はそう思う。
手首のスナップが綺麗!

ボールがゴールに挟まっちゃって
落ちなかったシーン。
あれはハプニングかな!(笑)


『人間の心には矛盾した2つの感情がある。
誰でも他人の不幸に同情しない者はない。
ところがその人がその不幸をどうにかして
切りぬける事が出来ると、今度は何となく
物足りないような心もちになる
by 芥川龍之介「鼻」

・・なんとなく分かります、その心理。
「鼻」って人間のそういった心を
書いていたのですね。深いですね。
(今理解した人。)

でもHANAは鼻とは違うラストだったね。
そう来たかって感じ!

あと私が言いたいことは
『結局、男は”身長”で女は”乳”』
というセリフが出てきたけれど
まぁ女は乳なのかもしれませんが
男は身長では無いぞと言いたい。
そこあんまり重要じゃ無いです。

男は”手”です。handです。
もっと言うなら手の甲の血管が浮い
(↑とんでもない手フェチ登場。)


・・以上。
記憶力ゼロな自分が1回観ただけで
どうして覚えられたのかというと

配信されてる動画で
もう1度観たからです(^ ^)
(配信あったんかい!と突っ込みつつw)

”antenna”ってアプリから
動画配信されてました♪




そして上映後には監督やキャストの登壇が。
2本目のEVERYTIME WE SAY GOODBYE
からは役者さん達が沢山ぞろぞろ~。
HANAからは監督と音楽・衣装担当の方3名。

残念ながら晟周くん、上島竜兵くんの
登壇はありませんでしたけども(笑)
裏話を聞けたので良かった!

ショートショートフィルムフェスティバルに
初めて行った感想としては、
司会進行の女の人が出てきたり
お客さんの質問コーナーもあったりと
これは映画というよりも
イベントなんだなぁ~と。

短編映画って上映時間も短いし
長編に比べたら物足りなさを感じるのかな
って思ってたけど全然そんな事無かった。
どれも約15分の物語とは思えなかった。
ぎゅっと詰まってた。


面白いものに参加出来て良かった!!

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