脂肪細胞を備蓄タンクとすれば、リポたんぱくリパーゼは
タンクの入り口のバルブの操作役。
ホルモン感受性リパーゼはタンクの放出口のバルブの操作役。
インスリンは、この流入バルブをゆるめ、放出バルブを狭くする
作用があります。
太った人の血液中にはインスリンが増えている事が多い
のですが、このようなホルモンバランスになってしまうと
特別に大食しなくても、備蓄タンクに中性脂肪が溜まりやすく
なります。
また、「水を飲んでも太る」と言う人もいますが
水はエネルギーがゼロなので体脂肪が溜まる事はありません。
体の中で太りやすい態勢が出来上ってしまったために
そんなに食べ過ぎてなくても太ってしまうのです。
ちなみに・・・・・・こうした人では肝臓での中性脂肪の合成も
進みすぎて、脂肪肝になっている人が多いとの事です