通信制の大学は、たいてい「レポート合格」と「試験合格」の
両方を完了すると、単位がもらえる。
この「レポート」、大学によって字数が異なる。
私の行った大学では…(在学当時の話。変更はあるかも?)
■1科目につき2000字のレポート1本:近畿大の司書課程。
単位数にかかわらず、1科目あたりレポートは1本でいい。
全国化前の放送大も、記述式のレポートは、これくらいの字数。
2単位科目なら1000字/1単位、
1単位科目なら2000字/1単位となる。
■1単位につき2000字のレポート1本:玉川、聖徳、中部学院、明星大学。
2単位科目だと、レポートを2本書くことになる。
基本この辺が標準的みたい。
■択一式の問題に答える形:放送大
全国化後は、放送大は択一式の問題10問程度に答える形が多い。
記述式でも、この前とった科目は800字とかで、少なかった。
日本福祉大は、メディア授業とスクーリングしかとっていないので、
通信科目でレポートに相当する課題がどのようなものかは知らないが、
メディア授業で行われる小テストは択一式だったので、
通信指導も同様の形かもしれない(むろん科目によるが)。
そこで慶應通信であるが、次のようになっている。
1単位科目:2000字
2単位以上の科目:(1科目1本の場合は)4000字
これで仮に、(放送大のように)2単位科目だけなら、
玉川その他のように、1単位あたり2000字となる。
しかし慶應には、4単位科目というのがある。
この場合は、1単位あたり1000字と、近畿大の
2単位科目と同じくらいの割合になるわけだ。
…ということで、4単位科目で単位をとっていけば、
レポ字数という点からは、他の通教よりも効率がいい。
ただ、諸先輩方のブログを見ると、不合格になる可能性も
結構あるようだ。それを考えると、他の通教のほうが楽なのかも。