『読もう!声に出して!』でした。
もう38回を数えます。
こんなに長く続くとは正直思いませんでしたが、
やはり、面白いので、
クチコミでどんどん新しい方がお見えになります。
今回は、16名参加! うち初参加4名でした。
今月も戯曲編!
シェイクスピア 作 『夏の夜の夢』(小田島雄志訳)
を読みました。
枚数が多く、準備に時間かかりましたが、
6本の手だったので、助かりました~。

今日の様子をちょっとだけ、YouTubeにアップしました。
ごらんください → こちら

いやあ、いいですね~、やはり、シェイクスピア!
演劇人なら必ず読むという、あの「ガラスの仮面」で、
この作品を知ったという方も多いと思います。
でも、まったく知らなかった方も同じように楽しめました。
本がしっかりしているせいでしょう。
途中から参加された方も、読んでいくうちに理解できる、
誰もが体験できる作品としての面白さ。
「ベタ」なんですけどねえ。
「ベタ」だからこそ、面白い。
決して関西人だからではなく、
「ベタ」を活かした面白さがあります。
笑いながら、ドキッとしながら、お~と感心できる。
1600年より以前に書かれた作品なんですって。
日本は関ヶ原の戦いしてましたねえ。

そんな時代に、この作品。
普通だったら、一行くらいで済む形容を、
ズルズルだらだら。
作者がにやりと笑ってる顔が見えます。
同時に役者もニヤリと笑ってそう

3幕で登場する劇中劇。
その劇中劇で幕、という劇構成の素晴らしさ。
コメデイ・デラルテの何のキャラクターかなあと
考えるとさらに面白かった、と、
パーカーズのお二人。
「音楽」が聞こえる芝居だ、と、音響のK氏。
キャラクターがわかりやすい、4人の恋人たちがパックのせいでもめるところが面白かった、と常連のま~しゃ。

今回は、見開きごとにひとつの役という読み方ではなく、
台詞ひとつずつ順番に交代していきました。
普通だったら、
誰が誰かわからなくなって、
話が見えなくなるのですが、
やはり、本がしっかりしているせいか、
ほんとに楽しめました

残った有志で、
あ~だこ~だと、夜は更けていくのでありました。

次回の『読もう!声に出して!』は、
8月11日(月) 19時~
もう一度読みたいという声もあったので、
再び「夏の夜の夢」かもしれませんが、
今のところ未定です。
詳細決まり次第 P-actのHP でお知らせしますね~。
ぜひ一度ご参加くださいませ~。


