京都の演劇スペースP-actです。
7月27日(土)
『P-act文庫』7月開催致しました。
朝、集合して、
プログラムとチラシの準備をしました。
午後、いよいよ開演です!
暑い中、暑い暑いP-actに、
こ~んなにたくさんの方にお越しいただきました。
皆様、ありがとうございました。
写真は14時の回ですが、ほぼ満席で、とても暑かったと思います。
ほんとにありがとうございました。
では、今月の『P-act文庫』ご紹介いたしましょう。
今回の司会は、
森嶋也砂子さん。
ほんわかとなごやか~に始まります。
まず一人目は、
山中直美さん
石川逸子 作 『一本のくすの木』
1945年8月6日、
広島に、世界で初めて原子爆弾が落とされました。
決して忘れてはならないその事実を
胸に深い怒りを込めて読んで下さいました。
きつ~い中身なのに、
聴き終わった後は、
さわさわとくすの木の下で風に吹かれているような気がしました。
ずっと「読みたい」とあたためて来られた作品のようで、
心がこもっていました。
そして、二人目
分寺裕美さん
被災者の子どもたち 作 『つなみ』
2011年3月11日、東日本大震災がありました。
まだ記憶に新しい出来事です。
その被災地の子どもたちが書いた作文集の本から
いくつか抜粋して読んで下さいました。
フリップには、
題名と出身地、学年と氏名が書いてあり、
その子たちが描いた絵も2点ほど紹介されました。
客席の子どもたちも、
自分と同じくらいの年の子が書いた文章なので、
近しい感じがしたのか、
し~んと静かに聞き入っていました。
元の本の表紙には、
素敵な笑顔の子どもたちの写真が載っていて、
逆に元気を貰いました。
そして、三人目
市川真美恵さん。
沖野岩三郎 作 『源八栗』
モーリー博士と魚屋の藤六さんと缶詰を作る源八さんとの
三人の登場人物がそれぞれの立場で話していくのですが、
やがて、三つの話が重なって、
みんな幸せになる、という、
心がぽっと温かくなるお話でした。
今月も
三人三様の朗読でした~。
終演後、
一人のお子様が、「もっと聞きたかったな~」と言ってくれたのが
すご~く嬉しかったです。
司会と出演者で記念撮影!
そして、打ち上げ~
色々と感想を言い合い、
次へとつなぎます。
さて、今月の衣装の共通点は。。。?
「白」でした~。
今月はわかりやすかったですね。
8月の『P-act文庫』は、
8月25日(日)14時~ と 17時~
出演者は、
阿部達雄・中辻美好・森嶋也砂子
暑い暑い時期ですが、
ぜひぜひ、
『P-act文庫』へお越しくださいませ~。
11月以降の出演者も募集しております。
こちら に出演条件の記載がございますので、
ご一読の上、ぜひご一報ください。