失うものなんてなんにもないと思ってたのに、
いざ踏み出そうとするとこわくて、誰かに大丈夫って言ってほしくなる。
全部、決めるのも、受け入れるのも、覚悟するのも自分で、誰かの考えや意見は参考にしてもいいししなくてもいい。
自分の判断に自信を持てないから、人の意見を聞くと流されそうになるし、自分の意見と異なると不安になる。
先のことは誰にもわからないし、私の人生は私が生きるしかない。
なんで私はこんなに臆病なんだろう?一体何がこわいのか自分でもわからない。
失敗するのも当たり前って頭ではわかるのに、リスクを避けて閉じこもってたいと思ってしまう。
昔から、一般的な人生を歩んでいても、その1センチ先にある暗闇の存在がいつも恐怖で、引き摺り込まれないようにすごく気をつけないといけないという感覚がある。
人生の選択を誤るといつだってその暗闇に足を踏み入れてしまうんだっていう感覚。
私に本質を見抜く力がないからなのかもしれない。
幸せな人生って、自分で幸せを感じとることができるってことでしかないよなあ。