与える人と奪う人
あなたはテイカー(奪う人)とギバー(与える人)の違いをはっきりとご存知でしょうか?
ギバーとは?
ギバー(与える人)は、何はともあれ、自分をさておいて、相手に対して情報やサービスを無償で与える人の事を指します。
無償だと儲からないでしょ?
はい。その時点ではつまり、短期的には少しも儲かりません。
短期どころか、私は昨年の12月まで1年以上も、ほぼ無収入でした。
しかし、無償であっても、自分の顧客対応力を鍛えることと、頂いた意見をフィードバックして、コンテンツの修正等に役立てたので、無駄にはなっていません。
また、お客様との信頼関係を作っていく事で、後々のビジネスを有利に進めることができます。
さらには、相手がテイカー(奪うだけ奪う人)なのか、つまり今後付き合っていく価値があるかを、早い段階で見極めることができるのです。
無償なのに、やたらと注文やご意見の多い人は要注意ですね(笑)
周りからの目
ビジネスは、あなたと相手だけの関係ではなく、周りの方もあなたの行動を見ています。
間接的にあなたの貢献が口コミで伝わることもありますので、できるだけ精一杯、心からできることを他人に与える人になりましょう!
ただし、無理は禁物ですよ。
宗教的な観点では
神様が見ているとか、お天道様が見ていると言って、昔の日本では、無償の貢献が決して無駄にはならないことを伝えていました。
また、前世の報いが子に祟りなどと言って、現在の不幸は過去生の影響であると説き、ゆえに今の行いを正しいものにするべきと教えていたのです。
地獄の考え方は、悪い事をしないようにという思いでしょう。
死んでから、閻魔大王が行いを判断して、天国か地獄かのどちらかに分けられるように伝えられます。
この話を子供の頃に聞き、地獄に堕ちたくない一心で、良い行いをするように仕向けられていたのかもしれません。
しかし、それは自然ではない考え方だと思います。
学校教育では
特定の宗教を禁じてしまったため、こういった話を学校では教えてくれません。
また、唯一昔の話を聞く機会のあったお年寄りも、核家族化が進んで子供との接点が無くなってしまいました。
そのため、学校では道徳という授業で(これも一時禁止されていた)ようやく心に関する問題、社会生活の大切なことを学ぶようになりました。
しかし、最近ではいじめ対策やモラルにウエイトを置いているようです。
テイカーとは?
テイカー(奪うだけ奪う人)は、自分では決して何も提供せずに、自分の商品を売り込んだり、教えてくれ、手伝ってくれ、金をくれと、あなたから何でも奪おうとするのです。
いわゆるクレクレ君ですね(笑)
MLM(人を紹介して商品を買わせる)関係にはこのタイプの方が多いです。
SNSでのテイカー(奪うだけ奪う人)の例
Facebookなどで友達承認すると、すぐにメッセージで売り込みをする人や、何かを知りたいときに、自分ではろくに調べず、アナタに安易に教えてくれとせがむ人ですね。
あなたがビジネスをして行く際に、どちら側の方と末永くお付き合いしたいでしょうか?
ある経営者クラブの例
私はご縁を頂き、ある経営者クラブに入っていますが、この会では自分のビジネスを宣伝する前に、自分という人間を良く知ってもらうため、懇親会等でお互いに腹を割って話します。
そして、何回か交流も持った後、仲良くなってからようやく「あなたのビジネスを教えてください!」という状態になるのです。
しかも、何も手当などが無いのに、世話人として、新入会員のサポート、そして他の会員のビジネスを紹介したりと、まさに利他の精神で行動している人が多いのが素晴らしいです。
こういった利他の精神のある方が、本業のビジネスでも成功されています。
貢献とは?
この記事が、あなたのビジネス拡大のヒントになれば、こんなに嬉しい事はありません。
何か解らないことがありましたら、遠慮なく私に聞いてくださいね!
皆で助け合って、一緒に成功のステージを、一歩一歩登って行きましょう。