9年ぶり9回目のリーグ制覇。
奪還の文字が霞むくらい、タイトルから遠ざかっていた。
勝つことだけが生き延びる道、回遊魚鹿島。
9年もの間歩みを止めた鹿戦士を、鹿人たちは見捨てなかった。
国立やアウェイスタジアムを占拠する鹿人の多さに、心からタイトルへの想いが強くなっていった。

そして最終節、見事に栄冠を掴み取った。
栄冠を掴み取っただけでなく、未来への希望も示してくれた。
荒木と松村のプレイは、この先多くのタイトルを期待させるプレイだった。
怪我人が復帰し鬼木イズムがもっと浸透すれば、4冠も夢ではないのではないだろうか。
そのために柴崎にはもう1度、究極に追い込むほど復活を目指してほしい。
もう1度ピルロのように、ゲームを支配することが出来ると信じている。
さて話題になっているMVPは誰なのか。
影のMVPは間違いなく中田FD。
鬼木監督、レオセアラの獲得を実現させ、怪我人に対する迅速な対応は素晴らしかった。
しかし1番の功績は、テテの能力を見抜いてたこと。
「皆が思ってるより能力は高いよ」
獲得時の中田FDのテテに対する評価である。
その評価が間違っていなかったのは、皆が認めるところだろう。
中田FDの判断は一種の賭けだったような気がする。
今年優勝出来なかったら、ACLの出場資格が取れなかったら。
一気に鹿島の経営は怪しくなったかもしれない。
それでも強気の補強は功を奏し優勝した。
中田FDは賭けに勝ったのである。
そして表のMVP。
今シーズンの活躍を見ていたら、間違いなく早川を押す声が多いだろう。
通常なら僕も早川でいいと思う。
ただ今年だけは鈴木にあげたい。
確かに今シーズンは数字も昨年ほどじゃないし、精彩を欠いた試合も見られた。
綾世・海舟と2年続けて夏に抜け、後半失速した責任を人1倍感じていたはず。
矢面に立ち批判を真正面から受け止めてきた。
その姿を忘れぬうちに、鈴木にMVPを与えて欲しいと願う。
ハヤだって「優磨くんに」って思ってるはずだ。
愛で支えられているチームだけに、その愛に答えてあげてほしい。
まぁこればっかは選考委員が決める事なので、鹿島愛云々は通じないのはわかっているが・・・。
何にせよ今シーズンも夢と興奮をありがとう。
そして今年は歓喜までもありがとう。
また来年も同じ夢を見ましょう。
お疲れ様でした☆