人生4度目、しっかり練習をして臨むフルマラソンは
実に13年ぶり!?
高地龍馬マラソン2015レースレポートです。
コースの高低図を見ると20km付近にある浦戸大橋と
ゴール(春野陸上競技場)手前の急坂以外はほぼフラット。
浦戸大橋を下るまでは出来るだけペースを抑え、下ってから
余裕があったらペースアップ出来るのが理想の展開でした。
その為の設定ペースは4分45~50秒/km、このペースを維持できれば
ゴール予想タイムは2時間40分前後です。
ランナーズアップデートによる5kmごとのラップは以下の通り。
20kmまではちょっと速いけどほぼ設定どおり、ただ浦戸大橋を
下ってからはペースアップは無理だと判断し現状維持をキープする事に。
とは言え、桂浜に入ってからは多少の風の影響もありラップは
徐々に落ちていきました。
30kmを過ぎた辺りで脚が吊りそうな前兆、足裏のマメも潰れる。
30~35kmの5kmが20分とペースは4分/kmに。
ここからの7kmでマラソンの洗礼を受けました
自分の身体なのに自分の身体ではないような感覚(意識が薄れる?)
ほとんど力が入らず、気持ちは前に行っても脚が付いていかない。
これはマズイと時計を確認すると何とかキロ4分台のペースは維持、
それでも1kmが本当に長く感じてきました。
ラスト5kmの看板を見た時は、「もたないかも」
「ちょっと歩こうかなぁ、ゴール手前に最後の試練があるし・・・」
と、かなり弱気に。
それでも40kmまでは沿道の物凄い声援が後押ししてくれました。
ラスト2km、意識はかなり朦朧、自分が走っている感覚がまるでない。
再び時計を確認すると2時間35分ほど、
「残り25分歩いてもサブスリーは達成できるなぁ・・・」
悪魔の囁きが!!
そんな時、ある言葉が頭をよぎりました。
ブロ友さんが愛媛マラソンの完走レポートで書いていた、
”ゴールまで1度も歩かなかった!”
ブロ友さんの多くがあの過酷な愛媛マラソンを完走したのに
ここで歩くわけにはいかん!
最後の力を振り絞る。
とは言え、競技場手前の最後の坂は永遠に続くかと思うくらいに
長かったぁ~(歩くペーストほとんど変わらなかっただろうなぁ)
上りきった後は本能だけで何とかゴール。
2時間45分18秒、終わってみれば3分55秒/kmのペースでした。
これが現状の実力です。
でも、久々のフルマラソンは本当に苦しかったけど楽しかった!
沿道の声援がハーフマラソンまでのレースとはまるで違って
フルマラソンはやっぱり違うなぁと。
エイドステーションが15ヶ所もあり、
大会を支えるボランティアスタッフには感謝してもしきれません。
この場を借りてお礼申し上げます。
(90分かけて打った最初の記事がIEトラブルで消えた為
今回はレースレポートのみ。次回はもう少し別のお話を)