15歳の東京大空襲 | oztsunのブログ

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夏は戦争や平和について考えることが多いです。

どうしても。
『15歳の東京大空襲』

半藤一利さん著





一節が心に刺さりました。

戦争によって人間は被害者になるが、同時に傍観者にもなりうるし、加害者になることもある。そこがはじまってしまった戦争の真の恐ろしさなんです。
そう考えると、これからの人間のすべきことが自然に浮かんできます。自分たちの生活のなかから〝平和〟に反するような行動原理を徹底的に駆逐すること、そのことにつきます。何よりも人間を尊重し、生きていることの重みをいつくしむこと、それ以外に戦争をとめる最良の行動はありません。ふだんの努力をそこにおくのです。はじまってしまってはそれまでです。はじまる前にいつもそのことを考えているべきなのです。

戦争が人間の本性にどれほど深く喰いこんでいるか、わたくしたちはいまの世界の動乱やテロ行動をみるにつけ日々それを実感させられています。ですから、単に戦争の外形的な悲惨さ、非情さ、残虐さを強調するだけではいけないのです。それだけでは、平和を守りえないことは歴史が証明しています。ですから、自分たちの日常生活から戦争につながるようなことを、日々駆逐する、そのほかにいい方法はないのです。そう、わたくしは自分の体験から学んでいるのです。


忘れないように、この言葉、私。