****************************************************
さて、「健全な的屋で皆を喜ばせよう!」の第三回のテーマは射的。
 
前回までの経緯は、「金魚すくい」屋さんを経営して、痛い結果で終わりました。
その経験を活かし、翌年のお店は、お祭りの花形「射的」に店替えです。






早速結論の儲かるか否か。






残念ながら、射的だけでは儲かりません。
儲ける為の合わせ技は後ほど。




さて、準備です。
まずは、来店者規模をえいやーっで仮説します。
地元の小学校は6学年で300名程度しかいません。みんなが来て、射的をやるわけではないので、ターゲットは100名としましょう。
お店の営業時間は15時から20時の5時間。
一人当たりのお金を払って退席まで、実質3分もかからないと思いますが5分で計算。
つまり、12人/時となり、5時間あれば60人捌ける事になります。
って事は、ライフを3丁用意すれば180人がプレイ出来る事になります。
少なめに試算したので、まあ、大枠間違いないでしょう。
先のターゲットは100名程度と言いましたが、大体の子供が1回では終わりにしないので、その規模のお客様も来るでしょう。

次に売価の設定と仕入れです。
子供相手の商売です!
子供が大金と思いつつ、笑顔で子供が握りしめてお店にかけてくる値段。
親御さんも『仕方ないねー。』なんていう値段。
私は50円から100円だと思っています。
でもさすがに、50円では原価が回収出来ないので、100円/回で決まり!玉は3発で。
5発までしてしまうと、客回転に時間がかかり過ぎます。
すると、売上限界が(200円/人なので)20,000円 です。

続いて仕入れ。
ライフとコルク、景品陳列棚、景品が必要になります。
バラバラに買うこともできますが、便利になった世の中、ネットショップを使わない手はありません。
今回私の調達した景品、資材はこちら、

来年もこのお値段かどうかはわかりませんが、(去年は追加ライフル、コルクを買ったので16,000円近くしました。)200人分、簡単に調達出来ます。
ここで重要事項!
このライフはプラ製ですので、必ず壊れます。予備のライルの購入は絶対です。
2丁はいるかな。
(だって、ライフで玉を発射するから射的なんですから、ライフが壊れると最悪)
私たちは、今回の調達で3年目ですので、昨年の機材の残りを使います。
毎年、誰かが『壊れないライフを買おうぜ』と言い始めるのですが、
ブルジョアなテキ屋の皆さまならこちらで。
明らかにオーバースペック。(笑)

それと、忘れちゃいけないのが、予備のコルク。100ぐらい買っちゃいましょう。

今までの合計で16,000円ぐらいですよね。
そして、景品の買い足し。
何も倒れなかった子供達に簡単なお菓子をあげましょう。子供に人気の『うまい棒』で良いと思います。
60本もあれば足ります。


合計調達金額16,500円(一部送料別)なので、200人売上ても利益は3,000円にもならない。
まあ、売上の10%と考えれば悪くないかも。
でも、店番してくれる学生さん達にも、ビールぐらい出さないとね。
(アルバイト代は払えませんので、ボランティアと言う事で。)

そこで、私達は合わせ技で、綿あめを提供もしています。
知り合いに町の電気屋さんがいまして、2台無償で貸してくれます。
でも、さすがにずっとよろしくっていうのもねえ・・・。
という事で、お安いのを買っちゃいました。お値段は幅があります。
安い物は電気。
消費電力700wあたりは安い。

1.2kwぐらいになると、倍の金額になります。本格的にやるならガス。20万円以上します。この機械ならどデカイ綿あめがつくれます。
そうなんです。お値段はできる綿菓子の大きさに比例します。

でも、私達は売価50円で楽しめる、小さなものでいいんです。
という事で、GWに開催された祭りの時に設備投資しました。
(鉄板から始まり、ずっと設備投資を継続していて儲かりません 笑)

この綿菓子は50円といえど、ほとんど原価はかからないので、結構儲かります。
借りている機械と計2台で回して、300食は提供します。ここで15,000円。

設備投資の回収まで我慢が必要ですが、
回収が終われば、
射的+綿菓子販売で、 2万円弱儲かります。(以前の金魚すくいとは大違い)
回収する前に、投資しちゃうんですよね。
次はポップコーン機が欲しくなってる。

{DB455D09-013D-48A7-9238-E44EB205534A}

{94A4DC79-23C5-4173-87D4-B4FB62BDE339}