ルール。
確かに必要なものでしょう。
しかし、そのルールの妥当性、時代の変化によって変わってくるでしょう。
必要に応じてアップデートさせる必要があり、場合によっては、不要なものはなくす必要もあるでしょう。
「?」(はてなマーク)が付くものについては、自分たちにとってより心地よい環境になるための改変に惜しまず取り組むことが大事だと思います。
逆に、新たなルールも必要になることも出てくるでしょう。この場合は、新たなルールを創り出す必要があります。
いずれにしても、ルールは、その集団にいる一人ひとりが、自分も含めみんなが過ごしやすい・暮らしやすいような環境を維持する・より質を上げていくために使うものであり、ルールによって支配されることは、まさに主客転倒になるのではないでしょうか。
■【公立こども園の園庭環境の見直し】
人生をスタートさせて間もない子どもたち。
平均寿命の伸びからすれば、これから100年くらい生きていきます。22世紀を多くの子たちが体験するでしょう。
22世紀からやってきたドラえもんに、リアルに出会ってください 笑
時代の変化はすさまじく、10年後の未来さえも予測は難しいと思います。
2019年に2020年のコロナ禍を予測できた人はほぼいなかっただろうと思います。
この変化に柔軟に対応する必要があります。
一方で、昔から変わらない・変える必要のあまりない価値観もあるだろうと思います。
これは、人間の本質的なことにつながっているものでしょう。
ここを確認しつつ、変化に柔軟に対応できること。
眼の前に集う子どもたちにおとなができること。
何なのでしょう。
ここで紹介する動画では、ルールありきの日常から変えようとする2園の副園長がそれぞれの園での取り組みを紹介しています。園庭環境を徐々に整えていくことを通して、子どもたちが自ら考えて行動する、思考・試行錯誤の機会を増やしていくことで、未来を生きていくちからを育くもうとする取り組みです。
詳しくは動画をご覧ください。
■【公立こども園の園庭環境の見直し】
最後に。
不要な・今のそこにそぐわないルールによって縛られるのは子どもだけでなく、
おとなも同じです。
保育者という意識ではなく、人間「自分」という意識でそのルールやそのルールを守らせようとする大人の姿を客観的にみてください。自分自身、好きになれますか、そのひとを…。
おわり。
2018年出版。この本は自分たちの活動の価値観を押し付けるものではなく、ましてや正しさをアピールするものでもありません。やってみたいと思った時にヒントの一つになればと思い、制作したものです。
江戸時代までって、実はすごくよいことが多かったよっていうことを当時訪れている外国人たちが書き遺しています。それをまとめて紹介した本です。
■【公立こども園の園庭環境の見直し】