岩見沢聖十字幼稚園。

 

「鬼太郎ハウス」の横にある「鬼次郎(きじろう)」ハウスのデッキ。

ずいぶんと痛みが目立つようになってきました。

 

修繕で済ますか、それともリニューアルするか?

話し合いの結果、リニューアル(作り直し)となりました。

 

経緯はInstagramのリール動画で説明していますので、閲覧可能な方は

ぜいひご覧ください。

 

https://www.instagram.com/reel/DXSdAY3z15G/

 

この取り組みについてやってみようか考えている初期の段階で、

「どれくらいで腐りますか?」という質問を受けることがあります。

 

これは、場所や使い方によっても全く変わってきます。

例えば、冷蔵庫に保存されている食品のように、ずっと同じ条件に置かれた物ではなく、

雨や雪、風、高温や低温、空気の乾き具合、虫などによって耐えているものたちです。子どもたちの使用頻度も、保育の形態や人数によっても全く変わってきます。

これらの条件は、園によって地域によって、その年によってすべて違います。

おなじ「屋台」でも半年で傷んだ園もありました。一方で10年持っている園もあります。

 

ですので、時には専門家のアドバイスも受けながら、最終的には自分たちで決めていくことになります。

ただ、自分たちでつくった物なので、修繕の仕方もわかりますし、園にはさまざまな道具もあります(気軽に使えることが大事)。日中、子どもたちの前で子どもたちと一緒にできることもあります。負担を感じずにやれることもたくさんあります。こういうおとなたちの姿に子どもも好意を感じますし当事者意識も生まれます。この当事者意識こそ、子どもにもおとなにも重要な感覚です。

 

【鬼太郎ハウス(手前)と改修後の鬼次郎ハウスデッキ】

 

自分事・みんな事として、環境を整える「普請(ふしん)」。

 

昔からずっと続いてきた習慣。

定期的に集まり、自分たちが暮らす場を整えていく。

その際、さもない話をしながら、お互いの距離感を確認し合う。で、整える。

 

保育環境を整える時間の共有は、

人的。心理的環境を整えていくために、とっても重要なことだと考えています。

 

この取り組みのキモはここにある、と言えると思います。

 

どんなに素敵な見栄えの良いものがあっても、人間関係が乱れていれば、全く楽しくはなりません。

ものは、あくまでもアシスト。もの、ものっをつくる・整えるという「事」を通して、ひととひとが集い、自身が、関係性が整う。それによって、ものも生きてくる。

 

こういう場で、子どもたちが安心して過ごしていく。

 

この取り組みの目的は、まさに、ここにあります。

 

 

 

おわり。