YouTubeの動画がアップされました。

マイナビさん制作、京都の塔南保育園さんのご協力の元、完成しました。

 

この2本の動画はリンクしていて、

行事の見直しを含め、保育者の負担減、意識の変革(保育観の捉えなおし)という過程があった先に、保育環境整備を自分たちの手で進める流れがあるという事です。

 

2本の動画、合計10分に満たない時間ですので、

お時間のある時にご覧いただければと思います。

 

①行事の見直し
 
②大人の挑戦
 
行事については、明治期、幻燈会(今でいうスライドショー)が起源だと大学時代、習いました。
娯楽の少なかった当時、スライドショーはひと(保護者・地域住民など)を学校に集めるアイテムとしてはものすごく効果を発揮したようです。
スライドの中身は、授業で使うようなものやニュース的なものなどいろいろあったようですが、弁士がいてスライドを見せながら話をしていたようです。なんだかパワポを使ってプレゼンする現在の様子と同じですね。
 
集まった人たちに教育効果の説明をするのですが、「教育効果の話をします!」では誰も来ません。なので幻燈会で足を運んでもらい、それとセットで教育効果の発表をするわけです。
 
ここからは推測ですが、「学校に行くより仕事しろ」的な意識の強かったおとなが多かった地域においては、子どもが学校に来て学ぶことの大切さや、子ども時代にすべきことがあり、この時間はかけがえのないものなのだ、ということを伝えたかった教師もいただろうなって思います。
 
いずれにしてもおとなをターゲットにした話ではあるのですが、これも時代なのだと思います。
 
幻燈会から130余年。時代は変わりました。
 

行事の在り方。「助さん格さん、もういいでしょう」ということで、見直しは確実にしていくべきことだと思います。

 

 

おしまい。