沖縄県南風原町・みつわ保育園。
おとなのワクワクが詰まった0歳児室&1歳児室。
わたしもそのワクワクのおすそ分けをいただいた感じです。
【常に変化を続ける0歳児室ロフト】
ロフトなどの構築物を作ればそれで終わり!
メーカーのお家を買って設置すればそれで終わり!
これだと、だんだんその環境は廃れていってしまいます。
人が住まなくなった民家と同じ状況です…。
常に子どもたちの様子を観ながら、はっとしたら改善。
こうやったら楽しんじゃないかなと思ったら、まずはやってみる。
やらない理由を探さずに、まずはやってみる。
苦痛ではない、楽しさを伴う思考・試行錯誤を繰り返し、ここまで来たのだと思います。
【廃材を活用したジオラマ】
このジオラマ。
動物と草木以外は費用がほほ掛かっていません。
ワークショップで出た木材の端材を積み上げています。
ディスクグラインダーで加工したりバーナーであぶったりして雰囲気を出しています。
これはおとなり、1歳児室の「水槽」です。
【水の入っていない水槽】
水が入っているような雰囲気ですが、入っていません。
馬がいて、蝶が草の上にいます。
何らかの経緯があってこうなっているのだと思います。
このくらいのユーモアは許されてもいいのだろうと思います。
【1×4材を使った立体道路】
この立体道路も、私をワクワクさせました。
わたしが子どものころ(幼稚園児時代)、このようなものを作って遊んでいました。
記憶に良く残っています。祖母の家(静岡県富士市吉原本町)で、確か何かの雑誌の付録の立体駐車場(紙製)をつくって、寝そべってずっとそれで遊んでいた記憶があります。かまぼこの板を取っておいてあったので、これを組んで高速道路をつくって、ミニカーを走らせていたこともありました(ソースぜんべいを頬張りつつ)。没頭して遊んだ記憶は、何十年たっても褪せることはありません。
ところで、階上の2~5歳児たち。
これらを見て、やっぱり真似をしているようです。
彼らは自分たちでつくれるので、廃材を使っていろいろと。
おとなのワクワクが、子どもに伝わっています。
おとなのワクワクが詰まった部屋。
子どもも安心感をより得て、より楽しいこと・面白いことをしようと動き出します。
全容はここで紹介しませんので、ご興味を持たれた方は、みつわ保育園(沖縄県南風原町)へぜひ。
おしまい。