2013年6月14日,18日にVictoria Palace Theatreにて観劇。
バッキンガム宮殿に程近いVictoria駅のそばにある劇場。
Wickedの劇場もこのすぐ近くにあります。

この作品は映画作品を舞台化したものです。
邦題「リトルダンサー」というと知ってる方もたくさんいらっしゃるのでは。
80年代のイギリス炭坑町を舞台に、バレエに目覚めた少年ビリーとその家族のお話。
旅行前に久しぶりに見返して、また号泣してしまいました。
最近だと「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のスティーブン・ダルドリー監督作品です。
大好きな監督です。
この2作品は勿論のこと、「愛を読むひと」も「めぐりあう時間たち」も好き。
製作が決定している映画版Wickedはこの人が撮るのでは?との噂。
リトル・ダンサー [Blu-ray]/ジェイミー・ベル,ジュリー・ウォルターズ,ゲイリー・ルイス

¥1,980
Amazon.co.jp
11月に廉価版BDが出るようで!予約しました。
特典映像のラインナップには「映画からミュージカルへ」という項目も。
舞台版ビリー・エリオットは、映画版のダルドリー監督が自ら演出しています。
大筋は同じなのに、映画と舞台ではまったく違う種類の感動があるのが不思議。
それぞれに良さがあって、甲乙つけられません。
ずっと観たかったのにタイミングが合わず、3度目の渡英で初観劇になったビリー。
映画でストーリーは知っていたし、CDも聴いていたし、たくさん動画も観ていたし。
だけど実際に観劇して、こんなにもこのミュージカルが好きになるとは思ってなかった。
ほんとに、舞台っていうのは生で観ないとわからないものなんだなと。
ビリーという役と、それを演じる男の子とを重ねて観ずにはいられないからなのか、
ものすごくLIVE感があって、ビリーの世界に入り込んだようでした。
レミゼやウィキッドを愛するのとはまた違う感覚で、自分の中で凄く大切な作品になりました。
たまらず翌週に妹を連れて急遽2回目を観に行ってしまった。
ビリーのバレエダンサーとしての才能を見出したウィルキンソン先生。
個人レッスン前に先生が注文したのはビリーの大切なものを持ってくること。
オーディションで素晴らしいダンスを踊るためにビリーの心の内を引き出そうとするのです。
ビリーが持ってきたのは、亡きお母さんがビリーに宛てて書いた手紙。
ビリーが暗誦する形から始まり、次第にお母さんと先生の歌声が重なる"The Letter"
***
Please, Billy
Know that I will always be
Proud to have known you
Proud that you were mine
Proud in everything
And you must premise me this, Billy
In everything you do
Always be yourself, Billy
And you always will be true
ビリー、どうか知っていて欲しいの
私はあなたに出会えたことを永遠に誇りに思うってこと
あなたが私の息子であったことを誇りに思う
あなたのすべてを誇りに思う
これだけは約束して、ビリー
あなたがすることすべてにおいて
いつもあなたらしくいると
いつも自分自身に正直でいると
***
男の子は将来当然炭坑夫になるものという空気の流れる田舎街で
男の子ならばボクシングを習って強くならねばならないという父のもとで
「バレエなどオカマのやることだ」と強い反対を受けて
それでもビリーがバレエダンサーになりたいという気持ちに真っ直ぐでいたのは
お母さんのこの遺言を守ろうという強い意志があったからなんでしょうね。
その気持ちを汲んで全面的にビリーを支援しようとする先生も素敵です。
バレエスクールの入学試験で面接官に「踊っている時、どんな気持ちなの?」と聞かれ
ビリーが歌う"Electricity"
***
It's like that there's a music playing in your ear
But the music is impossible, impossible to hear
But then I feel it move me
Like a burning deep inside
Something bursting me wide open impossible to hide
And suddenly I'm flying, flying like a bird
Like electricity, electricity
Sparks inside of me
And I'm free I'm free
耳の中で音楽が流れているみたい
聴くことのできない音楽が
その音楽がぼくを突き動かす
身体の奥底で燃えているみたいに
隠れられないほどすべてを開放させられる
そして突然飛ぶんだ 鳥みたいに
身体中に電気が走ったみたいに
ぼくは自由になる
***
押し込めてきた悲しみや怒りを誰かに伝えるための言葉を持たなかったビリーが、ダンスで自分を表現することを知る。
シンプルで、踊ることへの純粋な喜びが伝わってくる"Electricity"のパフォーマンスを観て
人間て言葉にはできないものを表現するために歌ったり踊ったりするんだな
そんで私はそれが観たくて今ここにいるんだなって
なんかごく当たり前のことなんですけど、余計なものを削ぎ落とされた心地でした。
ビリーの友達で、女の子の服を着ることが趣味なマイケルも大好きです。
ありのままの自分を表現することの何が悪いんだ?
なりたい自分になればいいじゃないか!
っていうマイケルの明るい性格がビリーの夢を後押しするんですよね。
マイケルはビリーにほのかな恋心を抱いていて
ビリーはそれに応えるわけではないけど、でも彼の気持ちを大切に思っているような。
そんな2人の関係が良い。
ほろりとさせられるエンディングのあとは、とにかく楽しいカーテンコール曲が!
暖かい気持ちで劇場を出られる作品です。
そうそうこの作品、サッチャー政権時代の労働運動を描いた話でもありまして
2幕の頭に"Merry Christmas Maggie Thatcher“っていう歌があります。
***
Merry Christmas Maggie Thatcher
We all celebrate today
'Cause it's one day closer to your death
メリークリスマス、マギー・サッチャー
今日の日をみんなで祝うよ
あんたの死に一日近づいたのだから
***
大人から子供まで皆がクリスマスに集まってめっちゃ陽気に歌うこの歌。
結構すごい歌詞なんですけど、これ観客も一緒になって歌うんだからびっくりですよねー
ここまで強烈で容赦ない社会風刺って日本ではお目にかかれないから
ちょっとしたカルチャーショックでした。
ちょっとまだビリー語り足りないので、次の記事へ続きます。
【観劇レポ】"Billy Elliot" in London(2/2)
バッキンガム宮殿に程近いVictoria駅のそばにある劇場。
Wickedの劇場もこのすぐ近くにあります。

この作品は映画作品を舞台化したものです。
邦題「リトルダンサー」というと知ってる方もたくさんいらっしゃるのでは。
80年代のイギリス炭坑町を舞台に、バレエに目覚めた少年ビリーとその家族のお話。
旅行前に久しぶりに見返して、また号泣してしまいました。
最近だと「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のスティーブン・ダルドリー監督作品です。
大好きな監督です。
この2作品は勿論のこと、「愛を読むひと」も「めぐりあう時間たち」も好き。
製作が決定している映画版Wickedはこの人が撮るのでは?との噂。
リトル・ダンサー [Blu-ray]/ジェイミー・ベル,ジュリー・ウォルターズ,ゲイリー・ルイス

¥1,980
Amazon.co.jp
11月に廉価版BDが出るようで!予約しました。
特典映像のラインナップには「映画からミュージカルへ」という項目も。
舞台版ビリー・エリオットは、映画版のダルドリー監督が自ら演出しています。
大筋は同じなのに、映画と舞台ではまったく違う種類の感動があるのが不思議。
それぞれに良さがあって、甲乙つけられません。
ずっと観たかったのにタイミングが合わず、3度目の渡英で初観劇になったビリー。
映画でストーリーは知っていたし、CDも聴いていたし、たくさん動画も観ていたし。
だけど実際に観劇して、こんなにもこのミュージカルが好きになるとは思ってなかった。
ほんとに、舞台っていうのは生で観ないとわからないものなんだなと。
ビリーという役と、それを演じる男の子とを重ねて観ずにはいられないからなのか、
ものすごくLIVE感があって、ビリーの世界に入り込んだようでした。
レミゼやウィキッドを愛するのとはまた違う感覚で、自分の中で凄く大切な作品になりました。
たまらず翌週に妹を連れて急遽2回目を観に行ってしまった。
ビリーのバレエダンサーとしての才能を見出したウィルキンソン先生。
個人レッスン前に先生が注文したのはビリーの大切なものを持ってくること。
オーディションで素晴らしいダンスを踊るためにビリーの心の内を引き出そうとするのです。
ビリーが持ってきたのは、亡きお母さんがビリーに宛てて書いた手紙。
ビリーが暗誦する形から始まり、次第にお母さんと先生の歌声が重なる"The Letter"
***
Please, Billy
Know that I will always be
Proud to have known you
Proud that you were mine
Proud in everything
And you must premise me this, Billy
In everything you do
Always be yourself, Billy
And you always will be true
ビリー、どうか知っていて欲しいの
私はあなたに出会えたことを永遠に誇りに思うってこと
あなたが私の息子であったことを誇りに思う
あなたのすべてを誇りに思う
これだけは約束して、ビリー
あなたがすることすべてにおいて
いつもあなたらしくいると
いつも自分自身に正直でいると
***
男の子は将来当然炭坑夫になるものという空気の流れる田舎街で
男の子ならばボクシングを習って強くならねばならないという父のもとで
「バレエなどオカマのやることだ」と強い反対を受けて
それでもビリーがバレエダンサーになりたいという気持ちに真っ直ぐでいたのは
お母さんのこの遺言を守ろうという強い意志があったからなんでしょうね。
その気持ちを汲んで全面的にビリーを支援しようとする先生も素敵です。
バレエスクールの入学試験で面接官に「踊っている時、どんな気持ちなの?」と聞かれ
ビリーが歌う"Electricity"
***
It's like that there's a music playing in your ear
But the music is impossible, impossible to hear
But then I feel it move me
Like a burning deep inside
Something bursting me wide open impossible to hide
And suddenly I'm flying, flying like a bird
Like electricity, electricity
Sparks inside of me
And I'm free I'm free
耳の中で音楽が流れているみたい
聴くことのできない音楽が
その音楽がぼくを突き動かす
身体の奥底で燃えているみたいに
隠れられないほどすべてを開放させられる
そして突然飛ぶんだ 鳥みたいに
身体中に電気が走ったみたいに
ぼくは自由になる
***
押し込めてきた悲しみや怒りを誰かに伝えるための言葉を持たなかったビリーが、ダンスで自分を表現することを知る。
シンプルで、踊ることへの純粋な喜びが伝わってくる"Electricity"のパフォーマンスを観て
人間て言葉にはできないものを表現するために歌ったり踊ったりするんだな
そんで私はそれが観たくて今ここにいるんだなって
なんかごく当たり前のことなんですけど、余計なものを削ぎ落とされた心地でした。
ビリーの友達で、女の子の服を着ることが趣味なマイケルも大好きです。
ありのままの自分を表現することの何が悪いんだ?
なりたい自分になればいいじゃないか!
っていうマイケルの明るい性格がビリーの夢を後押しするんですよね。
マイケルはビリーにほのかな恋心を抱いていて
ビリーはそれに応えるわけではないけど、でも彼の気持ちを大切に思っているような。
そんな2人の関係が良い。
ほろりとさせられるエンディングのあとは、とにかく楽しいカーテンコール曲が!
暖かい気持ちで劇場を出られる作品です。
そうそうこの作品、サッチャー政権時代の労働運動を描いた話でもありまして
2幕の頭に"Merry Christmas Maggie Thatcher“っていう歌があります。
***
Merry Christmas Maggie Thatcher
We all celebrate today
'Cause it's one day closer to your death
メリークリスマス、マギー・サッチャー
今日の日をみんなで祝うよ
あんたの死に一日近づいたのだから
***
大人から子供まで皆がクリスマスに集まってめっちゃ陽気に歌うこの歌。
結構すごい歌詞なんですけど、これ観客も一緒になって歌うんだからびっくりですよねー
ここまで強烈で容赦ない社会風刺って日本ではお目にかかれないから
ちょっとしたカルチャーショックでした。
ちょっとまだビリー語り足りないので、次の記事へ続きます。
【観劇レポ】"Billy Elliot" in London(2/2)