森谷充雄(もりやみつお) マラソン日記 -2ページ目

森谷充雄(もりやみつお) マラソン日記

もともと運動に縁のなかった私が突然マラソンに目覚めて様々な大会に出ることになりました。その記録をブログにします。

LB2(104.4キロ)からLB3(156.2キロ)までは大きな山が3つあります。どれも結構勾配があります。

標高も2900m近くて、レース中でも標高の高い山の部類に入ります。

スイスは緯度が日本より高い(スイスは47度、日本は35度)ので、同じ標高でも気温が低いです。

 

 

スイスでは、午後3時か4時くらいが一番暑くなります。日の出が遅くて日の入りも遅いので、日本の時間間隔と比べて2時間ほど遅い感じです。LB2を出てから1000mほど登るのですが、日差しが強くてとても暑かったです。

日焼けが怖いので、日焼け止めを何度も塗りました。あと、唇の日焼けは結構怖いです。後でガサガサになったことがあります。

113キロ地点のエイドは建物の中にありました。エイドが充実していて助かります。

確かラザニアがあったと思いますが、とてもおいしかったです。

 

ちょっと遠いですが、電車が通っていてテンション上がりました。

 

123キロのエイドに着くころには真っ暗になりました。

暗い間はあまり写真ありません。

138キロのエイドではあまりに眠かったので30分ほど仮眠。

145キロのエイドは午前6時到着(スタートして42時間)。この時間でもまだ明るくはなりません。

山を下りてすぐエイド、というわけではなくて、少し登り返したところにライフベース3があります。山を下った後がなかなか長かったです。ライフベース3は山小屋のような大きな建物でした。

ここは電子レンジがあったので、パックごはんとカレーを温めてもらいました。鯖缶も食べて大満足でした。

ここでは20分くらい仮眠してすっきりしました。本当は1時間半くらい寝る予定でしたが、スマホのアラームが鳴る前に起きてしまいました。

 

LB3を出たところでは54位ですね。大分上がってきました。

まだまだ頑張ります!

 

Swiss Peaks Trail 完走記⑦へ

 

 

 

 

 

LB1からの行程は下図のようになります。

このステージは大きな山に2つ登ります。登った後はどちらも多少ギザギザしています。

LB1を出てから標高を1500mくらいアップするのですが、かなり長い登りでした。

70.9キロ地点のエイドで午前4時10分(スタートして16時間10分)でした。

1晩めということもあって、全然眠くなかったです。

 

上の写真は午前7時ころ。2つ目の大きな坂を登っている途中です。こちらも標高差1600m上昇は果てしない登りでした。

さらにさらに登っていくとようやく82キロ地点のエイド。

ここで私から1時間以上先行していた中村さんがダウンしていました。腹痛があるとのこと。

少し休んで回復したらしくて、一緒に行くことになりました。

峠を越したら、また素晴らしい景色が広がっていました。

 

93キロ地点のエイドはスキー場の施設のようでした。

やっぱりゆっくり休んでいる人が多かったです。天気も良いのでゆっくりしたい気持ちもわかるのですが、まだこれから先がどうなるかわからないので手際よく補給して先に進みます。

エイドを出たところはこんな感じです。

 

どんどん下ると集落が見えてきました。たぶんライフベース2がここにあります。

2つ目のライフベースには午後2時前に到着。本当は2-3時間仮眠しようと思っていましたが、1時間で起きてしまいました。

スマホをみたら、一緒にいた中村さんがライフベースを出発したことになっていましたが、実はまだ中にいたようでした。

「中村さんもう出発したの!?」とびっくりして目が覚めてしまったので、そのまま再出発することにしました。

ということで、午後3時(スタートして27時間)LB2出発。

この時点では101位ですね。大分上がってきました!

 

Swiss Peaks Trail 完走記⑥へ

 

いよいよレース当日です。レースは12時スタートです。

隣駅に泊まっていたので、電車でオーバーヴァルドの駅に9時40分到着。

同じ電車で来る人が沢山いました。

 

大会から支給された水色のデポバッグは食料を沢山入れました。

バッグは拡張できるようになっているのですが、私のように拡張して使っている人はほかに見かけませんでした。

水色のバッグから黒い部分がニュッとのびています。

 

デポはトラックに預けます。同様に、スーツケースも別のトラックに預けました。私のように2つスーツケースを預ける人はほかにいませんでした。

やることが終わったら体育館で少し休憩。ほかに日本人の人が4人いたので、自然と集まりました。

11時くらいからブリーフィングということで外に出たのですが、フランス語が全く分からなかったので、何を言っているか全然わかりませんでした。大きなモニターが準備されていました。

 

レース開始直前に、ザックにつけたGPSを係員がONにしていきます。

レース5分前。だんだんドキドキしてきました。どんなレースになるか、不安でいっぱいです。

そして、12時、レーススタート!みんないきなり飛ばしすぎです。すぐに最後尾になってしまいました。

初めは林道を走ります。

 

まず、LB1までのコースですが、山を3つ登ります。1つ目の山は約600m、2つ目は700m、3つ目は1300m登ります。

それぞれ登る量が多いです。

一つ目の山を登って標高を上げると、すぐにきれいな景色が広がりました。

なかなかの高度感があって、遠くの山々もよく見えました。天気も良くて、最高のコンディションでした。

2時間ほどで1つ目の山から降りると小さな村がありました。その中にエイドがありました。

まだまだ元気なので、給水のみで進みます。

2つ目の山を登ったところ。午後4時ころ。

日差しがとても強くて暑いです。右側の低い土地にローヌ川が流れています。

2つ目の山を下りきって、エイド無いなーとおもいつつ、少し登り返したところに2つ目のエイド。

結構ゆっくり休んでいる人が多いです。私は給水のみ行ってさっと再出発しました。

 

3つ目の山を登っている最中、牧場を通過しました。選手のコースはウシにとっても歩きやすいらしくて、コース上にウシが沢山いました。

上の写真の黒ウシの口から棒が出ているのが分るでしょうか?

実は、牛がマーキングを食べていたのです。

実はこのマーキングを記念に一個買ってきてしまったのですが(笑)赤いのが食欲をそそったのでしょうか?

3つ目の山の長い長い登りを登っていると、何故かギターの弾き語りが聞こえてきました。

赤矢印の人がちいさいギターをもって弾き語りしていました!

実はこの人、多分私より早くゴールしていました。最後まで楽器もってたのかな?

午後9時9分で44キロ地点のエイドに到着。ここも手早く食事・給水をして再出発です。

44キロ地点のエイドを出てしばらくすると、なんだか川を渡りそうな雰囲気・・これはもしや・・

吊り橋でした。実は前日電車に乗ったときに「渡るかも」と思ってみていた吊り橋でした。高いし揺れるしで怖かったです!

午後10時26分、1つ目のライフベースに到着!まだ全然眠くないので、パパっと食事をして再出発です。

日本から持ってきた流水麺がおいしかったです!

まだまだ序盤なんで順位なんて関係ないですね。エイド滞在時間が短かったので、エイドだけで45人も抜いてしまいました。

 

Swiss Peaks Trail 完走記⑤に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

シャンペ湖からトリエンまで試走した翌日は、一度行ってみたかったサースフェー(Saas fee)に行ってみました。

日本人向けの観光地としては、ご近所にあるツェルマットの方が有名です。サースフェーの方がこぢんまりしていますが、とても風光明媚なところだとのことでした。

 

幸い、私の止まったブリーグからバスで直行便が出ているので、それに乗ることにしました。

バスに揺られて1時間半ほどで到着!デカい山が間近にあって大迫力です!

 

サースフェーの街は小さいけど、どれも趣があってきれいな建物ばかりです。

 

 

 

サースフェーの街から、ゴンドラで標高2550mのMoreniaに行って、さらに乗り継いで標高3000mのFelskinnに到着。ここから地下鉄登山電車で標高3500mのところに行きます。この地点から右下にはリフトがあって、どうやらスキー場のようです。

 

 

リフト2回乗った後の駅

 

地下鉄に向かうトンネル

 

登山列車。筑波山とか箱根にも似た電車があった気がします。

電車2台がロープでつながっていて、中間地点のみ複線になっていてすれ違うようになっています。

 

山頂駅から出たところ、駅の上には展望レストランが見えます。

 

上の写真で反対側を向いたところ。右手にスキー場があって、そこから帰る人たちがこちらに来ています。

真夏なのにスキーができるということでびっくりしました。

 

展望レストランもとても綺麗。普通のレストラン見たいです。ゆっくりと回転していて、いろんな方向の景色が楽しめます。

 

カフェラテを注文しました。

 

くるくる回っていると、車の展示が見えました。こんな高所にどうやって持ってきたんだろう?

しばらく景色を眺めていたらおなかが減ってきたのでパスタを注文しました。エビのペペロンチーノです。まさかエビもこんな高所に来ることになるとは思わなかったでしょう。

 

ふもとのサースフェーの街が小さく見えました。

 

この日は午後からレースのチェックインです。そのまま下山してオーバーヴァルドの街に向かいました。

 

オーバーヴァルドの駅です。ここは階段があったので、重量スーツケース2個持っている私にはなかなか大変でした。

 

ここがオーバーヴァルドのメインストリートです。この先に受付会場があります。

チェックインは建物の2階の小さい部屋で行われました。ビブをもらって、アプリの設定をしました。

アプリの設定は係の人がきちんと見ていて、緊急用の電話番号を登録させられました。

日本で買ったsimなので通話ができないので心配でしたが特に何も言われませんでした。

装備品チェックは特にありませんでした。

ザックにGPSをつけてもらいました。

チェックリストを見たところ、日本人は私を含めて5名参加するとのこと。

 

とても田舎なので、電車が1時間に1本しかなくて、駅でだいぶ待ってしまいました。

いよいよ明日スタートです。

 

 

 

Swiss Peaks Trail 完走記④へ

 

 

 

 

 

 

 

今回は羽田からフランクフルト経由にてジュネーブに行きました。

昔と違って、今はロシア上空を飛行できないので、インド、トルコを経由してフランクフルトに行きます。そのため、通常よりも2時間程度長いフライトでした。荷物はスーツケース2つとストック。これは頑張ったらスーツケース1個で行けたかもしれません。荷物が多くて移動がとても大変でした。

ストックは折りたためないタイプだったので、別で預けました。私はよくものを置き忘れるので、ストックを無事に持って帰れるか、とても不安でした。

 

ジュネーブ空港で、預けた手荷物を受け取るのですが、いつまでたっても荷物が出てきません。

「早速ストックが無くなってしまった・・」と思い、バゲージクレームセンターに行きました。センターでは10人くらいの列ができていて、この空港ではどれだけ荷物が無くなるのか、、僕の荷物も無くなってしまったのかな。と思いました。

30分ほど並んで受付に聞いたところ、デリケートな荷物は返却場所が別だとのこと。行ってみたらありました。

デリケートな荷物は返却場所が違う、ということは常識なのかな?私は知りませんでした。

 

他の荷物は5番から出てきましたが、ストックは8番でした。

この日は電車でジュネーブからBrig(ブリーグ)駅まで。電車の旅はとても快適でした。

ブリーグの駅はいろんな路線が乗り入れていて、ターミナル駅のようでした。

ホテルは「設備が簡易です」とうたっていて、受付は自動受付機で行います。

部屋にはシャワーがあるのですが、私がぎりぎり立って入るくらいの極小シャワールームでした。

こんな部屋初めて・・

 

実はUTMBのコースとスイスピークスのコースは一部クロスしていて、シャンペ湖とトリエンを通ります。そのため、翌日試走してみることにしました。レースが2日後だから疲労もとれるかと思いました。

 

上の画像がTMB(ツールドモンブラン)のルートで、ここを走るのがUTMBです。ルートの上の方で、赤矢印のコースがUTMB,青矢印のコースがスイスピークスで、どちらもTMBのコースです。

電車でシャンペ湖ふもとのOrsieresまで行って、そこからシャンペ湖まで走りました。

以前UTMBで走ったときは深夜だったので、この看板はたぶんよく見えていませんでした。

シャンペ湖ではすでにUTMBのエイドが設営されていました。UTMBの開催はこの日の夜からなので、明日にはここも大賑わいになります。

懐かしのシャンペ湖・・とはいっても、前回来たときは真っ暗でした。湖の鴨にカロリーメイトをあげたらとても喜んでいました。

 

シャンペ湖を出たらすぐにリフトがあったので、試しに乗ってみました。それにしてもすごい高度感でした。

しばらくコースを走っていたら、牛が放牧されていました。今後飽きるほど見ることになります(笑)

写真奥、赤矢印の峠を越します。だんだん雲行が怪しくなってきました。

途中は結構大きな岩がゴロゴロしていて、なかなか進めませんでした。最後の方はストックを背中に固定して両手も使う必要がありました。また、突然ヒョウが降ってきてびっくりしました。

ところどころ、白赤白のマーキングがされていました。

 

峠には旗がありました。

 

そこから延々と下ってトリエンの町。ピンクの建物はなんとなく記憶にあります。

 

実は極小の町で、ランチを食べれるお店がありませんでした。

また、バスが1時間に1本しかありませんでした。40分くらい待って、ようやく最寄り駅までのバスに乗れました。

最寄り駅でも食事にありつけず、結局少し大きい駅に出て食事ができました。

 

たかだか1つの峠を越したにすぎませんが、なかなか疲れるコースでした。

試走のrelive

スイス到着からシャンペ湖試走の動画はこちら

 

こんな峠を20個以上越すなんて、どんなレースなんでしょうね。

 

次の日は高所順応の旅+チェックインをしました。

 

 

Swiss Peaks Trail 完走記③へ