シェケルバイラム (砂糖祭) | トルコのオヤ糸便り。



女性バージョンです。
女性も素敵ですが、オヤも立派です!♪

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ラマザン(断食)が終わると、次の日から
シェケルバイラム (砂糖祭)という、3日間の休日に
なります♪

の続きです・・・。

その前に、ラマザン(断食)ってなんで、
わざわざ苦しい思いをするの??

と言う問い合わせがありました。

ラマザン(断食)は、1年に1度、イスラム教の方々が行う行事です。
お金持ちの方も、貧乏な方も一緒に空腹の苦しさを味わい、連帯感を強めたり
同時に貧困者の立場を知り飲食物の大切さを再確認する。

と言った、意味あいがあるそうです。

ラマザン(断食)は、宗教は強制ではありませんので
家族やその人それぞれの解釈で
ラマザン中、3日間行う方、毎日断食をする方
しない方など、それぞれ断食の期間を過ごしています^-^

※※※

子供たちが待ちにまった、シェケルバイラム(砂糖祭)♪♪

ラマザンが終わりますと、次の日からシェケルバイラムの休日に
なります。

子供たちは、ハロウィンのように
近所を練り歩き、お家のベルを鳴らして
「バイラム おめでとう♪」と、バイラム(祝日)の挨拶をします。
家の方は、子供にキャンディーやチョコレートなどをあげます。
親戚や、身内からは、小額のお金がもらえたりして
日本のお年玉のようです^-^

子供たちは、集まったキャンディーやチョコなどお菓子を入れるための
大きな袋を提げて、にこにこしながら・・。

「今日は、この袋いっぱいにお菓子をもらうんだぁ~」とか
かわいらしい、ほのぼのトークをしていました♪

大人はといいますと・・、
お正月のようですが、お墓参りに行き → 親戚などに挨拶に行きます。

目上の方にはトルコ式の、敬意を払った挨拶をするのですが。。
相手の右手の甲を持ち、軽くキスをし、その手の甲をすぐに自分の額にあてます。

そして、一般的な挨拶、ほっぺとほっぺを左右ともに、くっつける?
(キスをする方もいます。)挨拶をして、おしまい!

挨拶が終わったら、まったりと、ナッツやチャイ、バックラワなどを
頂いて、大家族のトルコは、挨拶周り先も多いので、ほどほどに退散し
次の親戚のお家に行ったりします。


このシェケルバイラム、私はといいますと・・。

カフェの方の、従業員さんが辞めてしまったため
急遽、お店のお手伝いに行っていました~♪

バイラム(祝日中)は、トルコ人の観光シーズンで
カッパドキアも、トルコ人が沢山、旅行にいらっしゃいます!♪

田舎から、バスツアーで来たトルコ人観光客・・
日本人を見たことがないのでしょうか?
私を見つけるなり、すごい勢いで近寄ってきて輪になり
パンダを見つけたかのように、ばしゃばしゃ一緒に
写真撮影になりました。笑

日本人多いのですが。。田舎の方では、あまり
見ることがないのかもしれませんねー。

そんなかんなで、バタバタとした、楽しい祝日になりました^-^♪

うちのなっちゃんは、沢山もらった、キャンディーをひたすら
食べていたようです^-^笑