「ロック」という名の音楽に触れるようになって50年近い。
SuzI Quatro、Deep Purple、RAINBOW、JOURNEY、Night Rangerなど鍵盤奏者がいるバンドは多い。あっANGELもね
上記のバンドは大好きだけど、僕がOZMA-Xにどのような鍵盤プレイを望むかと言うと答えはとても難しい。僕はギターヒーローが大好きだし、OZMA-Xはギターが目立って欲しいというのは気持ちはある。じゃ鍵盤要るのと問われると絶対に必要なのである。そこら辺の難しいさじ加減をきちんと理解してプレイしてくれるのがakkoちゃんだ。
そもそも彼女がカッコいいと思うバンドは鍵盤奏者がいないMötley Crüeなんかはその代表であって、akkoちゃん自身がある種のジレンマを抱きながら自分のプレイと向き合う訳だ。
「この曲に鍵盤は必要か」というところから始まるアレンジは絶妙だと僕は評価する。
OZMA-X新作OZMADNESSではギター中心の楽曲で占められている。
S.O.S.やWho Do You Loveというのは特にそれが顕著だ。じゃ、鍵盤マイナスで聴くとどうなんだとなる訳だ。そのギリギリのアレンジに耳を傾けて欲しい。一方で僕は鍵盤が目立って欲しいと明らかに求める楽曲がある。例えば、Do You Miss Meのような曲。僕はakkoちゃんによって鍵盤によるブラスの良さを理解したと言っても過言ではない。
鍵盤リフのJibunshidaiのフレーズの元は僕が考えたものなので驚くことは無かったかも知れないけどDo You Miss Meのあのブラスのリフには完全にやられた。あれ以来、僕はakkoちゃんにブラスのフレーズを無意識のうちに求めているのかも知らない。
OZMADNESSでもKeep On Loving Meでakkoちゃんはそれをやってのけてくれた。ブラスフレーズが素晴らしいDo You Miss MeのアンサーソングであるKeep On Loving Meでもブラスフレーズがイケてるなんて素敵なんだろう。
僕はそう思わずにはいられない。
かなり試行錯誤はあっただろうけど最終的に提示されたブラスフレーズはDo You Miss Meと対等に位置するセンスに満ちたアレンジだ。
Do You Miss Me以上にロックソングなKeep On Loving Meの中でも耳に残るフレーズを確認してもらいたい。
またストリングスやちょっとしたピアノフレーズをさりげなく入れるSay Good-Byeもおしゃれで僕は「あっこういうの好きだな」って聴く度に思う。
不気味なイントロのLet Me Out Tonightのリフに被るアレンジも、どうやったらこんなの浮かぶんだろってなったり。
とにかくメリハリの利いたOZMADNESSでの akkoちゃんはむちゃくちゃ楽しめるぞ
まぁ僕からしたら鍵盤が楽しめない作品は一枚も無いけどね(笑)
今回もakkoちゃんのプレイには大感謝だよ
【Welcome to THE ROCKS HEAVEN
vol.10】
■公演日:2022年9月17日(土)
■公演名 :
Welcome to THE ROCKS HEAVEN vol.10
“あ〜日本語のロックって素敵❤️”
~Power Of Japanese Rock~
OZMA-X🆚SHIGEKI FUJII x SPiRiTRiAL
■会場:高円寺Show Boat
東京都杉並区高円寺北3-17-2,B1
☎️03-3337-5745
■出演
•SHIGEKI FUJII × SPiRiTRiAL
•OZMA-X
☆Special Guest…Earnest-Eros(新潟)
■時間:開場17:00 / 開演17:30
■料金:椅子席+スタンディング
前売¥3,300 / 当日¥3,800
※先着順に整理番号割り振り。
客席は前方に椅子席35席、後方スタンディング。
■チケット販売:
ShowBoat発売
6月3日(金)13:00〜
お電話またはメール受付による代引郵送販売のみとさせていただきます
【入場順】
1.ShowBoa販売チケット(整理番号順)
2.予約(No.なし/整列順)
3.当日券(No.なし/整列順)
※チケットには購入順に整理番号が印字されます。
※入場人数には制限がございますのでご注意ください。
※当日券は前売り券の販売状況により発券します。
※代引郵送をお申込みの際は、お電話かメールにて下記をお伝え下さい。
(別途発送手数料¥580)
【問い合わせ】
高円寺ShowBoat
TEL 03-3337-5745
(13:00~23:00)
MAIL info@showboat.co.jp