キャンディーズの名曲“微笑がえし”の中に「可笑しくて涙が出そう」って歌詞がある。
僕はその一節が大好きで、何故だか聴くたびにその箇所は胸がキュンとする。
今日はロジャーの葬儀だった。
日曜日の朝に一報が入り、深夜に亡くなったと知った。
十日前に病室を訪ねた時は先月朗と二人でお見舞いした時よりは明らかに痩せているようだった。
ベッドの傍に行くと、ロジャーが身体を寄せてきて僕の手を握って覚悟の言葉を言った。
“もう、アカンと思う”
2022年の秋にロジャーから病気の事を聞いてから足かけ5年。
一度も弱音を吐かなかったのに…
泣いた。
ロジャーも泣いていた。
今年になってから病状の良い時期がほとんど無かった。
そこから、先日ブログに書いた通り、自分の子供の時に聴いたプレイリストを聴きながら話合った。
ここ数年はX-RAY feat. KENTAROやROCK ON BRAINでたくさん共にライブをやったくせに、昔ほどはロジャーと話し込む事が無くなってたので、久しぶりに…というかアノ目黒で一緒に暮らしてた頃を思い出させた貴重なひとときとなった。
まだまだ生き続けてくれそうな楽しい会話を出来て嬉しかった。
その後、晃士くん(山田晃士)が見舞いに来たので入れ替わるように病室を出ることにした。
帰り際に…
「ロジャー、まだ逝ったらアカンで‼️」
頷いてくれたように思う。
それから一週間で、急変して…今日に至る…
葬儀が始まるおよそ1時間前に到着した僕は着席してても良いということで場内にいた。
BGMとして流れるのはロジャーが叩いた数々の名曲。ロジャーの遺影を眺めてひとしきり涙を流した後…Lonley Guysが聴こえてきた。
この悲しい雰囲気の中で、朗の突き抜けるハイトーンがとても場違いで奇妙に思えた。すると
また、涙が溢れてきた。
これが“可笑しくて涙が出そう”ということなのだと理解した。
そして、ツアー移動車内でいつも“微笑がえし”を流す僕を少しいじってくれたイタズラなロジャーも思い出して悲しくなったり…
X-RAYの中でも同い年の僕と朗とロジャーは気が合った。同じ話を繰り返ししても大笑いしたのは三人で一緒だったからだ。
僕と朗が二人で飲んで話し合っても寂しい話しか出来ないよ![]()
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これからは僕と朗がステージに立って後ろを振り返っても黙々と叩いてるロジャーはその定位置にいない。
それでも、こうして過ぎ去ったロジャーとの日々を思い出しながらも前を向かなくてはならない。
いつかのライブで“3人はこれからずっと一緒や。死ぬ時も一緒‼️”とかバカなことを言ってたけど、ロジャーだけ先に逝ってしまった。
悲しい。
一人でいる時は当分は虚無感に浸るのかな![]()
ロジャー愛した音楽をこれからも命ある限り、ロジャーの分まで愛そう。
当分はロジャー事ばかり書くかも知れないけど許してね![]()
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ありがとうロジャー。
僕のバンドライフにおいて若い時にあなたと知り合えてほんとにラッキーだった。
ロジャーのおかげで僕はリズムセクションの幸福感を知った。
出会った頃からX-RAY解散までの日々をゆっくり思い出すことにするよ。
安らかに…これからもロジャーのことを思ってX-RAYの曲を演奏する姿を見守って欲しい。
X-RAY 35th Anniversary Tourをやり切ったあとの一枚。
中野で酔っ払って歩く同い年の三人。

















