嬉しいこと・憂慮すること

昨日はちょっと嬉しいことがあった

最近、僕は親しい人に今回の参議院議員選挙に行くかを尋ねていて、もし投票先が決まっていないなら…ということで幾人かの候補者を勧めている。自民党に投票する人もいるが、そう決めておられるには理由があってのことなので選挙に行かれるという事実に喜ぶ。同時に消費税増税を是認しておられるのだなとも理解する。

あっでもおられるかも…増税反対だけど、いやだけど自民党って人も…

…話がそれた

僕が嬉しかったのは…こんな風に特定の候補者や政党を人に勧めたのは生まれて初めてだったのにそれを聞き入れてくれて期日前投票をしてきたよってメッセージがあったから

いや、正直どんな喜びを感じるのかって予測もしなかったけど…その報告が届いた時、ちょっと初めて味わう喜びだった。

きちんと、演説の動画を観て納得してから投票してくれたので満足感も大きかったのかも知れない。

さっきも投票してくれてありがとうと感謝をその友人に伝えた。でも、一つ肝心な事として…「消費税は間違いなく上がるだろう」と。

危惧するのはそこからだ。その「一票が無駄だった」と思って欲しくなかった。すると、返事は「自民党は順当に勝つだろうね」

そう分かっていても投票に行ってくれたのが嬉しかった。政治を理解するのはホントに難しいと思うけど、ここ数年一つ一つの出来事がとても「面白い」

そう表現するのは不謹慎だとも思うけど…政治に門外漢だった僕が少しずつでも興味を持つようになったのだから、それは「面白い」のだ。怒り、呆れ、憤慨するような事案は政治に無関心な人を振り向かせることもある。

でも投票に行かない5000万近くの人は消費税10%になっても大丈夫な人なのかな

もし20%になるって聞いても行かないのかな

3%になるとき世間はあんなに大騒ぎしたのに…

ちょうど30年前に導入される以前…ある候補者が言っていた。一旦導入されたら、あとはパーセンテージが上がるだけって。

30年かけて確実に実証されていると思う。

1989年3月31日までは1万円の物は1万円で買えたけど…

10月からは11000円支払わないといけないのか

…１ヶ月生活に20万円消費する人は(むちゃくちゃややこしそうな軽減税率はおいといて)年間240万円使う。その内の24万円が消費税負担って考えると、ちょっと目眩がしない(笑)

もちろん争点は消費税だけではないけど…それ一つをとっても5000万近くの人が投票に行かないというのは理解し難い。これからも少しずつ上がるぞ、消費税。とか書いてると増税を決めたのは民主党だとか(笑)だから野党が増税反対を唱えるのはおかしいという与党支持者の書き込むを読んだりすると…えっということは民主党の主張を遅ればせながら是認しておられるということにならないのかとか…もう頭がくらくらしてくるのである(笑)

昭和26年は投票率90%越えだったなんて…選挙権を権利として多くの人が行使していたんだね。選挙に行くと決めている人が選挙に行かない人を一人ずつ選挙に行くことを勧めてそれが実現したら100%単純過ぎるか(笑)

でもそうであれば、もっと政治に納得出来るのかもね。そうか…ここの政党は4500万人の支持を受けてるのかって…なら政権支持率が50%なのも理解出来るねってなるもんね(笑)

選挙に行こうよ