はじめての出来事 | OZMA “HARD ROCK PRESS”

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OZMA-X/THE LOVEROCK VIOLENT/X-RAY/ROCKCHILDの
ハードロックベーシスト日記

今から40年前の1975年の元旦のこと。
僕は一人で映画館に足を運んだ。
まず美松映劇でチャールトン・ヘストン、カレン・ブラック主演の“エアポート'75”を観てから松竹座へ…
ロバート・ミッチャム高倉健主演の“ザ・ヤクザ”という米製任侠映画の二本を中1の元旦に観た。




“エアポート'75”はそこそこの客入りだったが“ザ・ヤクザ”は見事にガランガランでその映画内容と相まって寒々しい気持ちで映画館を後にした想い出がある。
帰りのバスの中で口ずさんだのが、この記事のタイトル“はじめての出来事”桜田淳子のヒット曲なのだ。
元旦に映画を一人で観るというのははじめての出来事ではあったが(笑)
“口づけのその後でおしゃべりはしないで“~♪という歌詞とメロディ。
そして、僕の大好きなおねだりソング
きっと初恋とはそういうものだろうと思って勝手に感動していた12才の冬休みだったのだラブラブ
“口づけの後で”ではなく“口づけのその後で”という歌詞に今また感動新たにしてる53才はアホなんかな!?(笑)
そんな桜田淳子の曲を昨日は京都アックンズで聴いてきた。
もちろん、カバーバンドなのだが…
ドラムはRAJASのババちゃん(福村高志)にベースがSoul Tribeの横ちゃん(横谷渉)
しかも共演バンドが主にX-RAYカバーのバンドでキーボードに藤井さん(藤井良明)、ベースはX-RAY結成時のメンバーであるワカ(松井明裕)とくれば正月休みに帰省中の僕が見に行かないとしたらそれは友情に不誠実というものだ。
同じく帰省中のロジャーも誘って一緒に観に行った。
X-RAYのカバーバンドを二人で鑑賞というのも、これまた“はじめての出来事”(笑)
眼前で演奏されるお馴染みのX-RAYの曲を二人して楽しんだ音譜


ボーカルのMittyさんと記念撮影
これは彼女のFacebookから


そして、次は桜田淳子カバーバンド。
ここは“はじめての出来事”が聴けたらそれで十分満足だったが、昭和歌謡のバック、特にベースとドラムの複雑さにロジャーと共に舌を巻いていたのである。
アンコールの“はじめての出来事”が再演される頃にはお酒のほろ酔い加減もあって幸せ気分。


師弟愛ドキドキ(笑)を貫く横ちゃんと


おい、なによそ見してんねん(笑)


これが正しい(笑)
楽しかったなぁ音譜
僕やロジャーは関西に住んでいないが、こうしてふらっと顔を出しても温かく迎え入れてくれる友達がいるというのは本当に幸せな事だと思う。
最後はアックンズにその夜集まるベーシストだけで1枚。


毎年あってもいいね、こういうのは合格
こんなイベントが出来るのはやはりババちゃんの求心力にあるのだろう。
…という記事を新幹線の中で書き上げていよいよ自分の音楽活動も休み明けにしないとって思ってるんだなメラメラ
最高のお正月になりました。
ありがとうございました音譜


Photo taken from “Miki Yokotani”page