鈴の音は邪気を払うと言われています



邪気を払うだけでなく

「ちりん、ちりん」という音を聞くだけで

涼しく感じます




さて、鈴の仲間?である風鈴を使ったお祭りが

山口県宇部にある琴崎八幡宮で風鈴まつりが開かれています







期間:2024年7月13日(土)〜9月1日(日)まで




境内には色とりどりの風鈴が飾られていて

とても涼しげに感じます




7月14日には夏祭りが開催されました



琴崎八幡宮には

琴崎稲荷神社や秋葉神社など

いくつかのお社があります




挨拶が終わった後、本殿をぐるりと回ってみると

縁結びの木という立て看板を見つけました




最近読んだ本に書かれていたのが

日本は神様だけを祀るのではなく、

人や人以外のもの(木や岩といった自然物だけでなく妖怪と言われているものや怪物まで)も

祀っています




八百万の神とはいい神だけでなく災いを招く神までも

全部含めて大切に拝んでいるのです

(八百万(やおよろず)って800万という数ではなく

たくさんのっていう意味だと最近知りました)




今回は琴崎八幡宮の中に縁結びの木として

祀られているものを見つけたときは感動しました!



根元は繋がり二股に分かれて成長している木



お願いごとをする時は

男性は左回り、女性は右回りで木を回り

鈴の音を鳴らしてお願いごとをする



これも伊邪那岐命と伊邪那美命の

国生みや神生みと同じ方法だったので

すごい!!と感動しました




もう一つ驚いたのは

イセヒカリが手水舎の隣にありました!



イセヒカリはお米の系統図で調べても載っていませんでした!



立て看板を見直すと、

伊勢の神宮神田で大型台風の後、発見された新品種

書いてありました!



このイセヒカリは山口県の神職がこの品種の保存を委託され

毎年神職が稲を大切の育てているそうです!



そして秋に実ったお米は

神宮で執り行われる「神嘗祭」に奉献しているとのこと

(もっと詳しく話を聞けばよかった!!!興味津々!!!)



風鈴まつりの話がだいぶ逸れてしまいましたが

とても魅力的な神社でした!




風鈴を奉納することもできるし、

風鈴を購入して持ち帰ることもできます



わたしは今回、お持ち帰りしたい!と思って行ったのですが

所持金が足りず・・・購入できませんでした泣



奉納する場合は、

単色の風鈴が1つ500円、絵柄がついているものは1000円



お持ち帰りする場合は、

1200円から購入できて様々な種類から選べます!



社務所の軒下に飾られている風鈴の下に

うちわがあります



このうちわで風鈴を仰ぎ、音色を確かめられるそうです



残念ながら今回はお持ち帰りができなかったので

また今度行った時にお迎えできたらと思います泣

(現金払いのみなのでここも注意して!)




雨の風鈴も雫がついて綺麗なのですが

晴れているとガラスに太陽の光が反射して色鮮やかな風鈴を愛でることができるので

期間中(9月1日まで)楽しめるのでぜひ参拝しに行ってみてください



琴崎八幡宮の公式サイト

https://www.kotozaki.com/