12月21日は全国的にとても寒い日だと

報道されていました




確かに

旗はなびき、車のフロントガラスは凍りつき

寒さが身に染みる・・・



皆様の地域はいかがですか?





今年の冬は

暖かい→寒い→暖かい→寒いを繰り返し

徐々に寒さが厳しくなっているように感じます




今回は

今感じる寒さを二十四節気と照らし合わせて考えていきます





二十四節気は1年間を24等分して

季節の移ろいを表しています



そして明日12月22日は冬至です



上の図を見て分かるように

一番下のところに冬至と書いてあります



図の上半分(春分と秋分を起点に横線を引いた状態)には

陽が極まる夏至が一番上に

図の下半分には

陰が極まる冬至が一番下に来ています




陽が極まる夏至は1日の中で昼の時間が長く夜が短い

陰が極まる冬至は1日の中で昼の時間が短く夜が長い



この夏至と冬至を境に

陰が増えていったり陽が増えていったりする


わたしたちが知っている二十四節気は太陽の動きを表しています






矢印で動いている丸は太陽を表しています
この丸の濃さで太陽の強さを表現してみました



太陽が地球に当たる時間が長いと地球は温められ

(陽が増えている感じ)

太陽が地球に当たる時間が短いと地球は温かさを失います

(陰が増えている感じ)




太陽はわたしたちが住む地球(台地)を温めます



天の気が太陽で地の気が台地



太陽の力が一番弱くなっている冬至は天の気が弱まっているので

次に影響を受けるのは地の気



冷えた空気を最も感じるのは冬至が過ぎた1月辺り

だから小寒や大寒辺りに冬の寒さを感じるのです



冬至は「一陽来復」と言われ、太陽の力が復活する日



太陽の力が増して台地が温まって来るのはもう少し先のこと

春は三寒四温と言われ暖かい日と寒い日を繰り返し

徐々に暖かくなっていきます




わたしたちは太陽の力や地球の力に影響を受けています


天の気、地の気、そして人の気です



わたしたちの体が冷たくなるのも

太陽→地球の順番に影響を受けています



自然の流れなんです



ただ寒さは身に染みる・・・

そして老化につながるのでできるだけ体を冷やさないこと



そして今は陰を養う時期

陰とは体の中でいうと血と水


大まかにいうと血液やリンパ液をたっぷりと溜め込んでおきましょう


そのためにも浪費を防ぐこと

コツコツ貯めるために乾燥を招く食べ物を控え潤いを溜めていきましょう



二十四節気から話が逸れましたが

太陽と共に地球の上で生かされていること



自然の力を借りて冬はのんびりと生きていきましょう