約2ヶ月前から気になっていた

野草イベント

参加してきました!





環境再生医の映画を観た翌日に

森の中へ入って行くなんて

自然とご縁がありますよ〜





さて今回は

YCAMさん主催であるイベントなのですが

The Flavour of Power

紛争、政治、倫理、歴史を通して

食をどう捉えるか?

という期間限定の展示です



今回のワークショップは

春にも行われた

野草採集とバイオテクノロジーを通して

野生植物の可能性を探るものです




実は野草採集だけでなく

DNA解析までしてきました!!!



今回は

YCAMさんからほど近い

山口市にある自然豊かなところへ行き

野草の採集をしてきました




ちょうどいい天候で

ぱらっと雨が降りましたが

採集はできました




インスタでも紹介しましたが



ヘビイチゴ





オオバコ




ユキノシタ




アザミ


などなど


他にも

ヨモギやイタドリ、マメヅタ、カラムシ、

ツユクサ、サルトリバラ?バナ?など

たくさんの野草たちと出合いました




野草を取るときのポイントを聞いたんです



触って柔らかいものや

美味しそうなものを選ぶことも大切だけど



それ以外にも素敵な言葉があったので

紹介します



雑草はない。

どの草にも名前があること。


そして

取り切らないこと。

たくさん生えているところから

お裾分けをしてもらう。



のだそうです。



たしかに同じ草でも

パラパラと生えているものもあれば

たくさん集まって自生しているものが

ありました




わたしたちは

食料だと思って見つけると

根こそぎ取り切ってしまおうとすることが

あります

(わたしなんか、一度開けたお菓子は

最後まで食べないと気が済まないタイプ)



でもここで全部取り切ってしまうと

また来年生えてくるかは分かりません




そして『杜人』の映画の中で

草や動物、それぞれに

自然を守るための役割を担っている


満たされていないことが当たり前

自分たちが担える範囲でバランスをとっている


プラスだけでなくマイナスもある



わたしたち人間が

マイナスを全部プラスに変えようなんて

しなくていいんです


動物や植物はそれぞれに

役割があり、その場所を守っている



草を根っこぎりぎりで刈り取ると

急いで葉を伸ばさないといけないと思って

太い根を大地に張ります


細い根がないので

ぐらぐらと揺らぎやすい



でも草の上を狩ることで

ゆっくりと根をはやし、

太い根の間に細かい細い根を張ります



それが土の間を細かく這うことで

土は安定するそうです



根こそぎ取ることは

そこにある種の繁栄を奪うだけでなく

その後の大地の安定をも奪うことに

なりかねないということ



だから野草は自然からのお裾分けを

少しいただく



また来年のために取っておく


もしくは他の動物や虫たちの

餌なのかすみかなのかを保っておく




これが共存なのかもしれません




そして野草を取ってきた後は

天ぷらや炒め物、お茶にしていただきました



ヨモギの天ぷら




カラムシの天ぷら



一番感動したのは

いや2つありました😂💦


まず一つ目は

野生の三つ葉🌿


茶碗蒸しに乗っかっている小さい葉ではなく

緑が濃くて大きめな葉をつけた三つ葉。


味も濃かった!


天ぷらやお味噌汁に入れたら

これで一品です!



そして二つ目がこちら↓

なんだかわかりますか?


これは

お茶の葉です



ティーツリーと言われる

チャノハは自生しているんです



これをフライパンで空炒りして

2回ほど炒って手揉みをしたお茶を

いただきました





香りがよくて

まさに緑茶!!!


お茶は

お茶畑でしか取れなくて

専門の人しかできないんだと思ってました



それが山には自生したものがあり

自分たちでお茶を作って飲むことができる



ここにとても感動しました!!



わたしの中で

お茶はこうあるべきという勝手な思い込みが

あったということに気がついた瞬間でも

ありました




山にはたくさんの恵みがある



そんな山を失いたくないし、

これからの人たちに残していきたいなと

思いました



長くなったのでここまで。

次はDNA鑑定について

書き残しておきます



あと注意点をお伝えします!

野草を食べる時は必ず注意してください。



今回は野草を知る方と一緒に

野草採集をしました



わたしからしたら

どれも同じように見えて違いが

ほとんど分からず、、😂💦



山の中には

食べられるものとそうでないものがあります



植物と動物を

陰陽で分けると

植物が陰で動物が陽


植物は動かずそこに根をはやし

生きています


種の保存は

風に乗せて種を遠くまで飛ばすものや

動物が食べることで運んでもらうものなど

さまざまです



動物に食べられても

固い殻の中に守られていたら

便と一緒に排出されます



ということは

植物には種を保存するために

毒をもっているということ




その毒をきちんと処理することで

人間が安心して食べられるようになります



だから

野草を

自分だけで取りに行くよりも

まずはプロの方と一緒に行くことを

おすすめします



食べる時も

自己責任ですね😅💦



春になると苦味の食材として

野草が挙げられますが

自生している草たちの味は

スーパーでは買えないような味の濃さです



この苦味がわたしたちの体の中に

溜まった毒を排出するのに役立つので

知恵としてもっておきたいものの

一つです




また野草の採集も行ってみたいです