50代男性
【主訴】

【問診】
20代の頃から腰痛に悩まされており、かれこれ30年来の慢性腰
今まで何度もギックリ腰を繰り返している。
右の腰から臀部にかけて常に重ダルさがあり、筋肉が凝り固まってい
仕事で車を運転することが多く、長時間その状態が続くと固まって
たまに右側のふくらはぎにしびれのような症状も出ることも。
整形外科では特に異常はなく、筋筋膜性腰痛と診断される。
しばらく通院したが改善には至らず…
マッサージや整体、カイロなども試してみたが一時的によくなるも
友人にもこれまで病院や腰痛専門の整体など紹介してもらったが、な
今回、初めて鍼治療を勧められた。
今まで鍼はやった事がなく気になってはいたがどこに行けばいいか
最後の砦として鍼灸を選んだとおっしゃっていました。
【視診・触診】
視診
腰に色素沈着がみられる。
(交感神経緊張の状態。)
触診
右腰〜臀部にかけて筋緊張が強く、硬結もみられる。
患側の中臀筋、小臀筋を触診時に下腿外側に痺れ様症状の再現が出
【治療部位】
①腰部最長筋
②腰部腸肋筋
③腰部多裂筋
④中臀筋
⑤小臀筋
⑥大臀筋
⑦大腿筋膜張筋
【治療経過】
1回目
患側の腰部治療時にローカルトゥイッチ(筋肉が局所的に収縮する
2回目
腰の痛み
ペインスケール10→3
術後、1週間は腰の痛みや違和感が嘘のようになかった。
3回目
足の痺れ症状が消失。
腰3→1
ほぼ自覚症状もなく調子がいい。
4回目
調子が良い。
長時間の運転があると少し違和感があるものの、以前に比べたら格
5回目
以前から気になっていた首肩の治療を開始。
現在は2週間に一度、メンテ治療を継続中である。
【トリガーポイント(Trigger₋Pt®)とギックリ腰】
トリガーポイント(Trigger₋Pt®)(以下TP)は①潜在型TPと②活性型TPがあります。
脳は痛みを『急に感じた』と思いがちなのがギックリ腰…というものなのですが、
実際は『そもそもそこに隠れていたTP』…が活性化する事によりガツンと症状が出たものをいいます。
ハッキリ言って、ガツンと症状が出たものは『安静にしていればある程度は軽減』していきます。
ただし、それは活性化したものがおさまっただけ…というものであり、ギックリ腰発症のスパンがどんどんと短くなってきている人は、腰にTPがたくさん出来てしまっている人です。
痛みの器が大きい人ほど我慢できてしまうので、器からこぼれ出たものを処理すれば脳は感じなくなります。
しかし実際はタップタプに器には『症状』…という水がたっぷりと溜まっています。
仕事がひと段落した時など、ちょっとホッとした時に症状が出ることが多いようです。
ギックリ腰は『疼痛』ですが、中には『痺れ』、ひどい場合は『自律神経症状』としてガツンと体調不良が起こります。
【P・S】
今年もいわゆるお盆期間中、通常通り診療しています。
インスタグラムでおざわのなりすましアカウントがあるようなのでご注意下さい⚠️
【株式会社 one page】🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 院長・代表取締役 小沢 国寛
国立おざわの銀座院【鍼治療 東京おざわ】 🇯🇵 チーム鍼屋®️🇯🇵 東京都中央区銀座2丁目4-19 GINZA SENRIKEN 5F【銀座並木通り】
【書籍】首コリ治療で世界が変わる!病の本質「トリガーポイント」を鍼で打ち抜く【扶桑社】