【おざわの哲学】~『啐啄同機』(そったくどうき)~ | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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卵がう化するとき、
卵の中のヒナが殻をくちばしで破ろうとする。



また、
親鳥も外からその殻を破ろうとする。


『殻は硬い』




ヒナがどれほどくちばしで破ろうとも破れない。
自分では、
どうしようもない…




親鳥とヒナの破ろうとするタイミングがピタッ!!と一致するからこそ、


ヒナ鳥はこの世に生を受け、
外の世界に出ることができる。




内側から破ろうとするタイミング、そして外側から破ろうとするタイミング、どちらかが早過ぎても遅過ぎてもいけない。




絶妙な『瞬』が殻を破る。



これを『啐啄同機(そったくどうき)』と言います。
 





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自分を好きになれない、
自分を愛すことが出来ない、
自分を許せない、



なぜ、人を好きになることが出来ないのか
なぜ、人にやさしく出来ないのか
なぜ、人を許せないのか



全ては自分の中に在る。
無いものは観えない。




自分に矢印を向けず、
つい他人に矢印を向けて辛くなる。





一方的・無差別・無条件のベクトルを自分に向けることにより、全てが自分の中に在ることを悟る。




自由自在とは、
自らに由(よ)って、自らが在る…ということをいう。



 
求め続けなければ、
求めていなければ、
自分の殻が分厚く、
そこに存在していることさえも気が付かない。
 



中国の古いことわざに
『二師三兄五友五弟』(にしさんけいごゆうごてい)というものがあります。




2人の師匠・3人の先輩・5人の友人・5人の後輩がいると、自分の人生が豊かになりますよ…という意味です。


 
『啐啄同機』
自分だけでは殻は破れない。



だから、
自分がこの世に生まれ出たいと強く求め続けることだ。




求めないと、
相手も外側から殻を破ることをしてはくれない。



求めれば必ず、
殻の中に存在する自分に『瞬』で合わせてくれるはずだ。


今、我々はいつの間にか生きています。
虚構・虚勢・虚像。
仮面を被りながら生きています。



それが『殻』だとするならば、
求め続けないことには啐啄同機には至らず。






内側から破る側なのか、
外側から破る側なのか、



師や先輩を持てば内なる自分で求め、
くちばしでつつけばよし。



友達や後輩がいるならば、
外側から破ってやる。




一瞬も遅からず、一瞬も早からず。

そのタイミングで。



ハッ!!
確かに。。。


啐啄同機
『縁』と似ている。


人は出会うべき人には必ず出会う、
一瞬の早いも、一瞬の遅いもなく。


求めてるから出会うんだな。



なるほどね。






【株式会社 one page】🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 院長・代表取締役 小沢 国寛




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